【詩】
転がっていく花びらみたい
君の骨
月の灰と一緒に風になり
夜色を纏う桜を死に染めていく

膝から崩れ落ち
黝い幹で額をかち割れば
血吹雪の中で笑ってる
君に会えるだろう

何度でも
何度でも

春は僕の血で甦る
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。