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3:『キシミンの日常~お仕事編~その1の巻』

上司「あ、キシミン、これできる?」

キシミン「なんですか?」

なにやら小難しい資料を渡されるキシミン。

キシミン「……」

上司「あ、無理ならいいよ? やったことないだろうし」

上司の言葉に反応し、キシミンの目が一瞬すっと細くなる。

キシミン「……わかりました。お任せください」

上司「え、ほんとに大丈夫? 初心者にはけっこう難しいと思うんだけど……」

キシミン「お言葉ですが――現在、日本列島はおろかこの地球圏内で、この仕事を一番やりこなせる人間がいるとしたら、それはこのボクでしょう。まず間違いなく」

上司「お、おう……」


水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。