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1歳半の子供のことばの発達とイヤイヤ期

子どもたちの成長は、あっというまに進んでいくものですね。我が子も1歳半になりました。1歳半というと、個人差はありますが、単語を言うようになったり、2語文が出る、早い子だとペラペラと話すことができる子もいるようです。

うちの娘もついこの前までは「あーうー」としか喋らなかった気がしていたのに、どんどん日本語らしい発音がでて、今では単語を言うと、オウム返しのように言ってくれ、ものによっては覚えてくれます。ああ、これが子供の成長の速さなのかと感動する毎日です。

また、〇〇見たいや〇〇ちょうだいなどの2語文も少しずつ口にするようになりました。「もう言葉で伝えてくるのか」と感心しながらその成長を温かく見守る日々。しかし、そんな成長にも一つだけちょっと困ったことがあります。


イヤイヤ期
この単語だけでも多くの保護者の方が共感して頷くであろうこの言葉。我が家の娘も自我が芽生え、イヤだ!という気持ちを全身で表現するようになりました。這いつくばり、顔を背けたり、泣きだしたり。子育ての試練がまた始まりました。

そんな姿を見ながら、私と妻が「ついにイヤイヤ期はじまったね」と話しているうちに、なんと子供が「イヤイヤ期」という言葉を覚えてしまったようです。意味も多少理解しているのか、気に障ることがあると「イヤイヤ期!」と主張するように。

これは変なものを覚えてしまったなと思っていましたが、これがなかなかに便利でした。

慣れてくると、グズった際に「どうしたの?」と聞くと、少し考えて「イヤイヤ期。」と答えてくれることがありました。すると落ち着きを取り戻し、大きくグズることが減りました。本人も気持ちを言葉で伝えることで心の整理ができるようです。

ただ、ここ数日はさらに慣れてきて、いたずらをして怒られそうになると先んじて「イヤイヤ期ー」といって逃れようとします。イヤイヤ期なんだから仕方ないだろとでも言いたげです。でもこれはなんか違う気がします。


もう一つ驚いたのが、「へいしり、〇〇かけて」を使い出したこと。まさか、Siriに話しかける日がこんなに早く来るとは。こちらが音楽をかけていると、「へいしりーアンパンマンかけてー」と割り込んできます。

残念ながらというか当然、まだまだ発音が甘くSiriには認識されていません。それでも、このまま成長を続ければ、近いうちに私たちのスマホや家電の主導権は奪われるでしょう。

毎日のように新しい発見や驚きをもたらしてくれる子供。手のかかる1歳児だと思っていましたが、きちんと気持ちを伝えて自分で自分を落ち着かせる術はぜひとも学ばさせていただきたいと思いました。


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