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病児保育の保育士が教える!子どもの体温を上手に測るコツ

子どもの体温を計るとき、苦労していませんか?

日々の子どもの体調を把握することで、発熱や咳など、体調の変化を発見しやすくなります。早期に感染症の可能性を把握することで、周囲に感染を広げない取り組みの一つにもなります。

しかし、検温が苦手な子どもも少なくなく、なかなか正確な体温を計測することが難しいです。

そこで、病児保育で働く保育士さんに、検温する時に工夫していることや、気をつけることを教えていただきました。

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① 落ち着いた状態で検温しましょう

泣いている時や興奮している時は、体温が高くなる傾向にあります。
おやつの時間や、お気に入りの玩具や動画でリラックスしたのを見計らいながら、検温しましょう。

② 正しい位置で検温しましょう

体温計の位置がずれていると正しく計測することができません。

脇に挟むタイプの体温計を使っている場合は、心臓に近い、左脇で検温を行いましょう。子どもの手のひらを上に向け、軽くこぶしを握ると自然と脇が締まって測りやすくなります。

もしそれでも難しいという時は、スピード検温や非接触式の体温計を使ってみるといいかもしれません。

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病児保育室では、子どもの体調の変化を記録し、急変した時に対応するため、1〜2時間置きに検温を行っています。

ご家庭では朝と夕方の2回を目安に、また気になったときに検温できるといいと思います。

ご家庭でぜひ実践してみてください。

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