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本屋大賞の季節

2月4日は『立春』。
まだまだ寒い日が続きますが、二十四節気の最初の節気になりましたね。
先日、咲き始めの梅の花を見つけました。

蕾がたくさん!

隣に咲いていた黄色い蝋梅に比べたら、まだ香りも花もささやかでしたが、梅が咲き始めると、少し春に向かい始めた気持ちになります。

本屋大賞2024

2月1日、2024年本屋大賞のノミネート作品10冊が発表されましたね!
私はどうも、本屋大賞の作品が好みに合っていることが多く、毎年このノミネートを楽しみにしています。

初回の本屋大賞の時から、ノミネート作品が発表されると気になるものからつまみ食いのように読んでいたのですが、数年前に突然「歴代のノミネート作品を読破したい!!」と思い立ち、少しずつ買っては、読み進めています。
でも、本屋大賞ノミネート作品以外にも気になる本がたくさんあって、全然追いつきません・・・。

あまり新刊を追いかけないので、今回、ノミネート作品10冊は全て未読でした。(昨年も全て未読でした)
とりあえず、10作品は全て読書管理をしている『読書メーター』の【読みたい本】に登録。
そして、愛用している電子書籍「楽天kobo」のサイトを確認し、クーポンが出ていた3冊『星を編む』『リカバリー・カバヒコ』『レーエンデ国物語』をまずは購入しました。

どれを最初に読もうかな・・・!

『星を編む』は昨年の大賞『汝、星のごとく』と繋がる物語なので、とても楽しみです!
青山美智子さんの作品はどれも大好きなので、『リカバリー・カバヒコ』もきっと大好きになる予感がします。
『レーエンデ国物語』は、タイトルからもうワクワクが止まりませんね!!

まだ購入していませんが、『神様のカルテ』がとても好きなので、夏川草介さんの『スピノザの診察室』も読むのを楽しみにしています。

実は、一昨年と昨年は「ノミネートから大賞発表までに全作品読破」を目指していたのですが、結局2年とも各6作品しか読破できませんでした。
本屋大賞の作品は割とエネルギーを使う小説が多く、連続して読むのに少し疲れてしまって、途中にエッセイを挟んだりしていたら10作品読み終わらず・・・。

今年は職場を異動して繫忙期真っ只中なこともあるので、あまり気負わず、気になる作品から読めるところまで読もうかな、と思っています。
(読み終わらなかったら、「歴代の本屋大賞ノミネート作品読破計画」に組み込みます)

実は今、寺地はるなさんの『月のぶどう』を読み途中なんです。
今回の舞台はワイナリーで、ぶどうを育てるところからワインの醸造過程がとても丁寧に描かれていて、「ワインって、こんなに手間がかかるんだ・・・」とずっと驚きっぱなしです。

寺地さんの作品で大好きな『今日のハチミツ、あしたの私』は養蜂家、『月のぶどう』はワイナリー。
それぞれ専門の職業にフォーカスしながらも、人間関係や登場人物の心の機微が繊細に描かれていて、読んでいて心揺さぶられます。
大切に読みたいので、急がずかみしめるように読んで、読了したら本屋大賞ノミネート作品にとりかかろうと思います。

今回ご紹介した本はこちら

本屋大賞ノミネート作品はこちら


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