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忙しすぎる。旅に出たい。

繁忙期が終わりません。すごく忙しくて、心が荒んでいきます・・・。
もっと本を読みたいよぅ。

突然ですが、先日、友人に誘われて「顔タイプ診断」に行ってきました。
自分の骨格やパーソナルカラーは知っていましたが、顔タイプは自分での判断が難しく、興味もあったので、嬉しいお誘いでした。
事前に顔写真のデータを送り、当日も正面と横から写真を撮り、いろんなパーツ毎の比率を計算している、担当のお姉さん・・・。

結果、私は”子供顔”の顔タイプ『フレッシュ』でした。びっくり。
何がびっくりって、私は中高生の頃から「歳の割に落ち着ている」と言われることが多く、勝手に自分は”大人顔”だと思っていたのです。

顔タイプ『フレッシュ』は「年齢を重ねても印象が変わらない、年齢不詳顔です」と説明されました。
例を挙げると、広末涼子さん、永作博美さん、宮崎あおいさん…等。大好きな女優さんの名前が出て、ちょっとテンションが上がります。
「歳を言うと”若いですね”って言われませんか?」と聞かれ、ハッとしました。そういえば私、30歳を過ぎたあたりから職場で年齢を言うと「30歳すぎてたの?!」と驚かれるようになってきたのです。
「私、そんなに頼りない印象?」と軽くショックを受けていたのですが、「歳を重ねても印象が変わらない」のが私の『顔』の特徴なのだと知って、何だかホッとしました。

似合うメイクも教えていただいて、「フレッシュタイプは、最近流行っている”くすみカラー”と”マット系”が似合わない」「肌はすっぴんかと思うくらいの薄化粧がベスト」といったアドバイスをもらいました。
まさに、最近「マットシャドウはしっくりこない」「ファンデを塗らない方が綺麗な気がする」と感じていたところだったので、目から鱗でした。
そして、おススメしてもらったアイシャドウとリップ、すぐ買いました。

顔タイプ診断、こちらのページでできるみたいなので、ご興味ある方はぜひ!↓

ただ、私は自己診断しても『フレッシュ』にはならなくて(『キュート』になってしまう)、自分の顔を客観的に判断するってやっぱり難しいなぁと感じました。

忙しいと旅に出たくなる

雑談がメインくらいの分量になってしまいましたが、本題はこちらです。
忙しくなると、旅行に行きたくなりませんか?日常から本当に逃げ出したくなるというか・・・。
ちなみに私は、定期試験の直前に部屋の大掃除をしたくなっていたタイプです。

最近、仕事に集中しすぎて、日中の同僚との会話を思い出せないくらい忙しくて、「どこかに行きたい」気分が高まっています。
そんな気持ちを少しでも消化したくて、積読になっていた本の中から旅行関連のエッセイを読みました。

旅行にトラブルはつきもの

宮田珠己さんの『わたしの旅に何をする。』
宮田珠己さんはサラリーマンをしつつ年に数回の長期旅行を実行していた方で、旅行エッセイを数多く出版されています。(既に会社は退職されています)

この本は雑誌で「めちゃくちゃ面白い」と紹介されていて、同じく宮田さんの『日本全国津々うりゃうりゃ 仕事逃亡編』と一緒に買っていました。
なぜ『仕事逃亡編』の方から読まなかったかというと、本当に仕事を逃亡したくなってしまうのではないかと懸念したからです…。
ついでに、宮田珠己さんの作品は初読みだったのですが、『わたしの旅に何をする。』は、4冊目の旅行エッセイでした。(あとがきで知りました)

『わたしの旅に何をする。』は海外旅行へ行った時のことが多く書かれていて、エピソード(トラブル)も面白いし、文章も面白いという、仕事に疲れた脳には最適な読書でした。
特に、”日本人はカモにされやすい”というインドでのエピソードは、私もタイへ旅行に行った時に似たような目にあったので、すごく共感しました。
(宮田珠己さんは旅慣れしているので、あしらい方が上手です)

朝井リョウさんのエッセイが好きな方は、お好きなんじゃないかと思います。
文章は淡々としているのですが、いつの間にか嘘なのか本当なのかわからない冗談になっていたり、真面目な話をしていたかと思ったら文末でぬるっと笑わせてきたりするので、不意を突かれてニヤついてしまうことも。
家で1人で読むことをおススメします。

何泊もしなくたっていい

漫画と同じ、ゆるやかなテンポ

益田ミリさんの『心がほどける小さな旅』は、東京から1~2泊や日帰りで行ける国内旅行のエッセイ。
「やってみたい」「行ってみたい」という自分の感情に正直な旅で、”心がほどける”のタイトル通り、ハードスケジュールな旅ではなく、1つの目的のために行ったら他はのんびり過ごす・・・という、心の充電のような旅行の記録です。
(何度も登場する編集者の”猫山さん”が本当に優秀!)

私は、ゆるやかなテンポと時に鋭い視点が混ざった益田ミリさんのマンガがとても好きなのですが、このエッセイは益田ミリさんの心の中が少しだけ見える感じで、「あぁ、この人があの漫画を描いているんだなぁ」としみじみしました。

幸せは、たまには、わざわざかみしめたほうがいいのだと思う。

『心がほどける小さな旅』ブレックファスト

普段の暮らしの中で、やろうやろうと思っていたことができずにいると、それはホコリみたいに心の中に蓄積されていくような気がする。

『心がほどける小さな旅』牧野植物園

益田ミリさんの文章を読んでいたら、「行ってみたい」が増えました。
(朝ドラ『らんまん』が好きだったので、牧野植物園は特に行ってみたいです)
ガッツリ遊んでリフレッシュするための旅行もいいけれど、心をほぐすための”非日常”としての旅行もいいなぁ~と思いました。

とりあえず今は、心身の健康を守りながら、繁忙期を乗り越えていこうと思います。
次は何を読もうかな!

今回ご紹介した本はこちら


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