バスで泣いてる子どもがいたら
バスで子どもが泣いてる場面に遭遇したことありますか?私は泣く我が子と一緒にバスに乗っていたこともあるし、泣いてる子どもとお母さんが乗ってるバスに居合わせたこともあります。
いや、これね、双方が気まづいんですよ。
お母さん(もしくはお父さん)はもちろんですけど、周りに居合わせた側もどうしたらいいか分からん。
そりあえず目は合わせない、気にしてないフリをするって人多いんじゃないでしょうか。
今日は「泣いてる子どもをお母さんがどうやってあやすか」ではなく「そういう状況に遭遇した人はどうしたらいいか」を書こうと思います。
混んだバスで子どもが泣きだした時の気まづい空気
混みあったバス。親に抱っこされた赤ちゃんがグズりだす。必死におもちゃで気を引こうとする親の努力は虚しく、どんどん泣き声はエスカレート。静かな車内で子どもの声だけが響き渡る─
あ~、気まづい。笑
私も経験ありますが子どもが泣きだした時の親の焦りたるやすさまじいです。
たぶんお母さん(もしくはお父さん)の顔見たら超切羽詰まってると思います。
CMみたいに「うふふ、ボクちゃん元気ね、でもここはバスの中よ、静かにしましょうね」なんて余裕しゃくしゃくで微笑んでる母親はいません。(どこのCMだ)
子どもを泣きやませることはできない
まずこれが大前提です。
なぜならバスの中では泣きやませる手だてがほぼ無いから。
そもそも子どもはなぜ泣くのでしょう?
答えは、不明。です。
そんな無責任な、と思うかもしれませんが正直なところそうなんです。
いや、もう少し言うと色々な要因がありすぎて特定できない。が正しいかも。
車内が暑いのかもしれない。オムツが濡れたのかもしれない。お腹が空いたのかもしれない。バスの音が怖いのかもしれない。眠いのかもしれない。
あげだしたらキリがないです。そして今あげた要因のどれもがバスの中だと解決しづらい。
そのため親は車内でもできる「おもちゃであやす」や「抱っこしてゆらゆらする」等で気をそらそうとするわけですがまぁ効かない。
そんな時に周りの人ができることとは?
先程も言ったように子どもを泣きやませることは至難の技です。
なので、周りの人にしていただきたいこと、それは
泣いてても大丈夫ですよ、気にしないでね。ということを親に伝えてあげることです。
つまり、バスの中でできることは
「子どもを泣きやませること」ではなく
「親を安心させてあげること」です。
具体的にどうやったらいいかいくつか例にあげてみます。
レベル1:赤ちゃんにニッコリ微笑む
もうこれだけで親はめっちゃ救われます!
あぁこの人は怒ってない、私たちを受け入れてくれてるんだと感じられてホッとします。
もうあなたは仏にしか見えません。マジで。
レベル2:「かわいいですね」と話しかける
もう少しいけるという方は一言親に話しかけてみてください。
あなたの一言で車内の張り詰めた空気が一気に緩みます。
そして親は話しかけられることで「ありがとうございます。すみませんうるさくしてしまって」とレスポンスを返すことができます。
これが実はすごく重要で!
申し訳ないと思っている心境を、あなたに返答する形で車内の人全員に周知できるんです!
日本は「こんなに泣かせて。親は何をやってるんだ」「親がしっかりしてないからこうなる」的な目があるように思います。
そんな時に「私たち親は精一杯やっている。申し訳ないと思っている」とアピールできるタイミングをいただけることはものすごく有難いです。
レベル3:一緒に子どもをあやす
ここまで来たら神です。
もうそんなことしていただけたらあなたは菅田将暉並の超絶イケメンに見えます、北川景子並の美女に見えます、福山雅治並の紳士に見えます、言い出したらキリがないのでこの辺にしときます。
あやすと言っても「かわいいね~」とか「いないいないばあ」とか言ってくれるだけでいいです。
それで子どもが泣きやまなくても気にしないで!
泣きやまないのは大前提なので。
1人で子どもをあやしてると孤独でしかないのですが、そうやって一緒にやってくれる人がいると百人力に感じます。
一緒に子育てしてくれてありがとう
上にあげたことをしてくれるだけであなたも一緒に子育てしてくれてます。
政府の少子化政策もすごく大切ですが、こういう草の根的なこともまだまだできることがあるんじゃないかなと思います。
ひとりでも赤ちゃんにニッコリ微笑んでくれる方が増えますように!
今日もとりとめのない文章を読んでくださってありがとうございます。
おしまい