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25歳からモデルになった話3

前回の話の続きです⭐︎

フリーターというかたちで短大を卒業した私はお金のために学生時代から続けていたアルバイトを辞め、都市部でアルバイトを始めました。

その新しいバイト先で仲良くなったバイト仲間が、昼間は服飾系の専門学校に通っていました。(以降、このバイト仲間は"Kちゃん"と呼びます。)

ある時、バイトの休憩中にKちゃんが「今、課題を手伝ってくれるモデルさんを探してる友達がいて、よかったら手伝ってくれない?」と声を掛けてきました。

Kちゃんに詳しく話を聞くとその専門学校は生徒が製作、デザイン、スタイルした服を撮影したり、実際にファッションショーを開催したりしてたんですが
なんと、その作品を着てくれるモデルも生徒自身で探さなければならないという専門学校でして( ゚д゚)
街中でスカウトしたり、生徒同士のツテで紹介したりしてたみたいです。(大変)

しかし、私は漠然とモデルやってみたいなと思った事はあるものの、実際に撮影をしたりショーに出た経験は一切ありませんでしたし、ウォーキングやポージングの練習すらやった事はありませんでした。
その事をKちゃんに伝えると、

「いやいやw大丈夫。ポージングなんかはこちらから指示するし、とりあえず時間通りに来てくれればなんでも良い。お礼もするよ。」

と言われ

"そういうことなら"と、承諾しました。

この出来事が私がモデル業界へ本格的に足を踏み入れる、そして自分の本当にやりたい事を見つけるきっかけとなりました。

約束の日にKちゃんの専門学校へ行くとKちゃんとお友達がエントランスで出迎えてくれました。
その後、どういうスタイルやコンセプトで撮影をするのか説明を受け、世間話をしながらメイクやヘアスタイルをセットしてもらいフィッテング(衣装を着る事)し待機、撮影の時間になりました。

さっきまでの準備室のゆるい雰囲気とは違い、スタジオは緊張感で溢れていました。
私は指示された場所に立ち「あずきさんの思う"クール"をイメージしてポーズしてみて」と言われ「素人に無茶振りだなあ」と思いつつも「こういう感じでいいんかな?」と適当にポージングしてみました。(笑)

色々なポージングをするやいなや、「え?すごくかっこいいよ。」「素敵すぎる。」「今のめっちゃ良かった。」と生徒さんや先生、カメラマンの方がたくさん褒めてくれました。

もちろん、私の気持ちを盛り上げるための社交辞令もあったと思います。(笑)
でもそれまで人より特に優れたものを持っていない私は、その時初めてたくさんの人に褒められた経験をしました。

これがめちゃくちゃ嬉しかったんです

自分に自信がない。
親にもあまり褒められた事はなく、就活にも失敗した自分になんて価値はないと心のどこかでずっと思っていました。
だからこの経験は私に少し自信をくれました。

何よりも楽しかった。
モデルってこんなに楽しいのかと感動したのを覚えています。

その後、現場に居合わせた他の生徒さんや後日に出来上がった作品(写真)を見た生徒さんがKちゃんを伝って私にモデルをして欲しいと連絡をくれるようになりました。

21歳の当時、この事がきっかけで私はアルバイトで生計を立てながら、フリーモデルで活動をする事にしました!


また次回に続きます⭐︎

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