ワーホリ奮闘記~毎晩泣きながら電話してた話②~


再び異国の地へ降り立った。

だけどやっぱり感じ方は独特で、
なつかしさ、また帰ってきた、やるしかない、不安、楽しみ…
様々な感情が湧き出てきた。


家は日本にいる間に連絡を取っていたのですぐにインスペクション(内見)できた。
今思うと一度オーストラリアでのもろもろ(携帯番号や口座、家の探し方など)を経験してわかっていたから、第二のスタートはとてもスムーズにいけた。
新しい地での家さがし、仕事探し、これが結構ストレスになるので
一旦帰国して準備してからまた再出発するという選択はとてもよかった。


家も決まり、仕事もすぐに復帰して
あと言う間にオーストラリアでの生活が始まった。


正直、初日はやっぱり帰りたくなった(笑)
理由がわからないが、孤独感がすごいのだ。

だけどその気持ちは初日だけで、
あとはものすごく楽しかった。
仕事も顔なじみのメンバーかつ、内容もわかっていたため
楽しく働くことができた。
休日は学校時代の友達と出かけたり、一人で散歩したり…
また家の場所がカフェエリアだったこともあり、モーニングができたことが私にとってとても息抜きになった。


家選びは自分のメンタル維持のためにいかに重要かこの時初めてわかった


そこからの日々はあっという間で、クリスマスパーティーをしたりカジノにいったり、同僚とも遊ぶようになり
毎日がとても充実していた。


ふとした時に虚無感や孤独感がくることはあるが、
一回目の生活とは正反対の時間を過ごすことができた。

おそらく虚無感や孤独感というのは、どれだけ充実した生活をしていてもやはり家族や昔からの友達は日本で”異国の地”であることに変わりはないから
なくなることはないだろう。


ただ、私の場合これだけは確実にいえることがある

一時帰国してよかった


本当にこの言葉に尽きる

一時帰国はお金も時間もかかるし、とても勇気のいることだと思う
帰ったら、もう戻ってこれないかも…
帰ったことを公開するかも…

いろいろな感情があるが、
帰らないとわからないこともある
実際私も、一時帰国していなかったら毎晩泣きながら電話した悲しいままのオーストラリアで
充実した生活の思い出は生まれなかった。

一時帰国して
もう戻ってこれなかったとしてもそれはそれ
その人にとってのワーホリがその形だっただけ

いい思い出がなかったとしても
その思い出自体が大きな経験値

ワーホリは期限付きではあるものの、
決してその時間をすべて全うしなければならないなんて決まりはない
1カ月でも、3カ月でも、1年でも、3年でも
ワーホリはワーホリ。

自分の意思で出発を決め、行動したことそのものが立派な経験値で
その人の”ワーホリ”なのだと思う
つらい思いも悲しい思いも
楽しい思いも全部日本にいたら感じることのなかった気持ちだから。

その選択をした自分をたくさん褒めてあげよう!


そして私はこれからも
周りの意見にしばられることなく
周りのいい面ばかりに目を向けるのではなく、
自分の気持ちに素直に行動して
自分が一番穏やかにいられる選択をできたらいいなと思います。

ワーホリに限らず




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?