悲しい3つのトピック(子どもの虐待・児童ポルノ・危険ドラッグ)と“おもいやり”を考える
最近の新聞を賑わす3つの悲しいトピックである。いずれのものにも共通している要素は、“人間性の喪失”ではないか。平成14年度の警察庁の発表では、全国で2.8万人の虐待通告が児童相談所に通告され、傷害や暴行など身体的虐待が75.4%、性的虐待が21.5%、心理的虐待は1.6%,となっている。この数字は年々増加しており、何故にこのような状況が作られたのか、我々は真摯に反省すべき時期に来ている。
一方、全国の警察が昨年1年間に摘発した児童ポルノの製造や流通による子どもの被害者は746