【BIOHAZARD RE4】のトロコン🏆ウルトラ神リメイク
2023年3月に発売された「BIOHAZARD RE4」のトロコンを達成したのでレビューを残す。
結論から言うと、バイオRE4は史上最大級に面白いゲームだった。現時点(5月9日)で個人的2023ゲームオブザイヤー筆頭だし、もしかするとゲームオブザ人生ベスト5に入ってくるかもしれない、それくらい大好きな1本となった。
○「繰り返すほどに増幅する楽しさ」
この1ヶ月間、ひたすらRE4を遊び倒した結果、トロコンは勿論のことゲーム内レコードも全て達成して、気がついたら合計10周ほどクリアーをしていた。しかし、未だ飽きがこないのである。
飽きない理由はなんなのか?
バイオハザードというゲームは繰り返し遊ぶ楽しさという魅力がある。
周回プレイで改造した武器やアイテムを引き継いで、序盤から強力な武器で敵を薙ぎ倒していったり、プレイヤー自身の経験と知識を増やして高難易度モードに挑み、前回より効率的に仕掛けを解いて、敵を躱し、1分1秒クリアタイムを縮めていくという楽しさだ。
自分はバイオシリーズは0〜7のナンバリング全作とコードベロニカ、リベレーションズ1、2、クロニクルズシリーズをプレイ済みでバイオ履修率は高い。
その中でも激ハマりしたのは初代バイオ1リメイクとバイオRE2であった。2作とも繰り返し遊べば遊ぶ程に自分自身のスキルが向上し、プレイが上手くなっていく実感があり、それが楽しくて何周もプレイした記憶がある。
バイオRE4は、その2作を凌駕する中毒性があった。
4/RE4はバイオシリーズとしては比較的長めの1本道ストーリーだが、初回プレイで20時間程かかったプレイも2周目以降最大効率で回れば3時間を切るレベルでクリアーする事が可能だ。
また、今作の最終到達地点は、鬼畜最高難易度であるプロフェッショナルモードをニューゲーム(周回ではなく初回)でプレイし、セーブ回数15回以内、5時間半以内でクリアーして最高ランクS+を獲得することにある。
プロフェッショナルは初見プレイでは序盤からしてまともに進めたものではないが、何周も積み重ねたノウハウを駆使して、最大効率のプレイで突き進み、アクセサリーやボーナス武器など初周でも使えるものは全て使って、
プロフェッショナルS+獲得である。トロコン的にはこの一個下のハードコアS+獲得までで大丈夫なのだが、全てをコンプリートしたくなるほどにRE4は面白かった。ちなみに最近のバイオではお馴染みのゲーム内レコードも全て達成している。
○「撃つだけじゃないステルスやパリィも織り交ぜたアクション」
RE4では原作にもあった体術に加えて、ナイフを使ったパリィやステルスキルが追加されて戦闘のバリエーションが大幅に広がった。特にステルスキルは弾薬節約にもなるし、敵が応援を呼び殺到するバイオ4との相性は非常に良かったと思う。
高難易度の序盤などではいかにステルスキルをきめて弾薬を節約するかが鍵になるし、エリアによってはメタルギア並みに完全ステルスプレイで進むことも出来る。
パリィに関しては緊急回避的な役割だが、だいだいの敵の攻撃はパリィ出来るので上手い人が使えば一対一戦闘時に無類の強さを発揮出来るだろう。
どちらもバイオハザードとしては新しい要素となるが、4との相性は非常に良かったので今後もアクション寄りのバイオを作る際は是非実装してほしい。
○「武器改造と探索の楽しさ」
バイオ4といえば武器改造。多種多様な武器の中から自分の好きなものを選んで改造してカスタムしていく喜びは原作同様、やみつきになる。
ハンドガンやショットガンなど同系統の武器でも複数の種類があり、それぞれ特徴が異なり、万人に使いやすいものから癖の強い武器まで様々だ。1周の中で全ての武器を活用することは難しいが、次周はこの武器を使ってみようといった周回のモチベーションにもなる。
また、武器を改造するためにお金が必要で、マップに点在しているお宝を集める為に危険を冒してまでも隅々まで探索してしまう。それがまた楽しい。
4以降のバイオには武器改造はもはや定番なのだが、バランスとゲーム性との相性が一番優れているのは4の武器改造システムでRE4にもそれはしっかり継承されていると感じた。
○「魅力的な敵味方のキャラクター達」
バイオ4に登場するキャラクターは敵味方共に非常に魅力的だ。RE4になってその傾向はより磨きがかかっており、特にルイスの活躍の幅と尺が広がったのは嬉しい。
RE4のヒロインであるアシュリーに関してもデザインが大幅に変わって、より大人っぽくなっており、劇中内で精神的成長をしていく様子も見てとれるようになっている。
そして、原作同様レオンのカッコ良さは言わずもがなである。
反面、エイダの登場シーンが少なく、原作にあったエイダ編が現時点では実装されていないのでエイダファンとしてな少々物足りない。(英語声優変更についても、やはり違和感ありあり)
エイダ編「THE ANOTHER ORDER」は4の物語の裏側で何が起きていたのかを知るストーリー的にも重要な要素なので、今後のアプデで配信されること切に願っている。
○「なけるぜ(トロコンの難易度)」
バイオハザードシリーズでトロコンを達成しているのは原作のバイオハザード4HD(PS4)に引き続き2作目だ。比較的、トロコン難易度が高い印象のあるバイオシリーズだが、RE4はアクションゲームがよっぽど苦手でなければそこまで難しくはないと思う。
鬼門となるのは「S級捜査官」(ハードコアモードでクリアランクS+)だと思われるが、ハードコアS+はセーブ回数制限もないし、オートセーブもされるので前述した通り周回プレイを繰り返して自身の経験とプレイスキルを磨いていけば、そこまで難しくない。
トロコンしていくのが非常に楽しいゲームでもあるので是非、プラチナトロフィー「なけるぜ」目指して遊んで欲しい。
○「最高傑作」
RE4、期待に違わず最高傑作だったと思う。バイオハザードREリメイクシリーズは、神がかり的な出来のRE2と、少し残念な出来なRE3ときていたが、RE4は間違いなくその2作を超える傑作リメイクとなっている。
この調子で5、6、コードベロニカまでRE化して欲しいところだ。
(バイオ5、バイオ6に関してはトロコンの為に再度プレイしようか迷っているところなのだが、マルチプレイのオンライントロフィーがあり、今からそれらを獲得するには非常に難易度が高そうなので二の足を踏んでいる。が、RE化される前にどうにかしたいところ。)
「BIOHAZARD RE4」本当に最高のゲーム、100時間以上没頭してプレイしたが、記憶を全消ししてもう一度遊びたいと思えるほどに楽しい時間だった。
素晴らしい神リメイクをありがとうカプコン。
RE4の追加DLC「SEPARATE WAYS」のトロコンレビューはこちら↓
ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!