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[エッセイ]【‘‘好奇心と専門性’’】

本を読むと、好奇心が生まれ、その好奇心は自ずと、2つ、4つ、6つと増えていきます。
増えることは、知識を増やす為にあるわけではなく、知恵を磨く為にもあると思っています。
何故、好奇心というものが大切なのかというのはそれなりの理由が存在します。
好奇心は、あらゆる物事においても作用されるものであり、何かしら楽しいこと、未知との体験を行う場合、胸の高鳴りが止まらなくなってしまいます。
私の場合、何か自分にとっての面白いことを見つければそればかりに没頭してしまうことがよくあります。
そうした没頭を越えた先にあるものこそが沼にハマることだと捉えています。
自分の中にある潜在意識としてある好奇心をふんだんに使いまくり、たくさんの好奇心が生まれていくことは後に、人生を豊かにしてくれる大きな価値へと変換されるだろうと私は思っています。
好奇心というものは、生み出せば生み出すほど新しいものが生まれていき、生み出された好奇心の質も高まるものだと捉えています。
ですが、好奇心について考えるとき、エコーチェンバーに陥らない為に、あらゆる関心事に好奇心を持つことは、とても大切なことだと感じます。
一つのことに特化するのではなく、様々な物事を多角的に捉える為の認識眼こそが求められるものだろうと思っています。
自分の興味のある話題や関心事しか触れていないとそれだけでは良くないこともあったりします。
心地の良い話題などに触れてばかりだと、視野狭窄に陥る可能性があると思いますし、常に興味のあるものにたくさん触れることは非常に大切な考え方であると思っています。
好奇心の前提としてあるものは、知ることであって、理解することでもありません。
世間では、読書法といった概念がたくさんあり、それぞれの読書の際に学んだライフハックとしては有用性が高いと感じられ、その時々にあった読書に沿ったやり方を行うことによって大きな成果をもたらすものだと思います。
好奇心の赴くままに、色んなジャンルを幅広く読み、知見を広げながら、読書を本心から楽しむことはとても大切なことだと考えられます。
学ぶ読書よりも、楽しむ読書というものを尊重する必要があると思われます。
学びよりも、楽しみは自分を大きく成長させてくれるものだと、これまでの読書体験から痛感してきたことであったりしました。
あらゆるジャンルを越えたその先にあるものは、自分の知らない分野をゼロから学び始める瞬間というのは、いつになっても面白いものだと感じるものがあり新鮮な気持ちは変わらないものだと感じています。
好奇心と専門性に関することを色々と考えている時間もまた新しい好奇心が自分の中から生み出されていくような感覚を覚えたりします。
何か分からないものを分かろうとする心というのは、好奇心の第一歩だと考えられます。
好奇心は、いずれ専門性を凌駕する力を秘めているものだと思いますし、ある分野に詳しい専門家も皆、好奇心からプロへの境地へとたどり着いたんだと思いました。

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