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🇫🇮北欧旅の思い出〜ヘルシンキ アアルト自邸ツアー〜

ヘルシンキ観光2日目の午後は、アアルト自邸ツアーに参加しました!

アアルトですが、「フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家、都市計画家、デザイナー。その活動は建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザイン、絵画までと多岐にわたる(wikipediaより)」
とのことで、代表的な作品を思い浮かべて!と言ったら人によって色々な作品が出てくるかもしれません。

この秋「アアルト」という映画が公開される予定とのことで、観てからこのツアーに参加したかったな〜

アアルト自邸に到着。
集合時間まで家の前で待っててね、という案内ボードがありましたが、ツアーは1時間くらいかかるので、その前に一応トイレに行きたく…

アアルト邸の前に佇む私とツアー参加者


扉を開けてみようとするも、このような乱入者を避けるためなのか、外からの扉にドアノブがありません。
前の時間のツアーの人が出てくる一瞬を狙って、「次のツアー参加するんですがトイレを貸してください〜!」とお願いして事なきを得ました。(私たちのツアーが終わるころ、まったく同様に入ってくる次のツアー参加する人がいた)

ちなみに、その前に色々と買い物していましたが、荷物は玄関のクローゼット部分に置けて良かったです。

ガイドツアーについて、地球の歩き方には日本語でのガイドがあると記載があったのですが、今回はタイミング合わずなのか、予約できませんでした。
なので英語でのガイドを頑張って聞く!ということに…(下記ガイドの内容については、英語の聞きかじりなので間違いがあるかも、ご了承を…)

4〜5グループで、部屋におさまりきる人数で回ります。

入ってすぐの一階は、
仕事場とリビング、ダイニングルームのフロアで、
三分の一くらいが仕事場エリアになっています。

全体的に窓が大きいつくり
アアルト邸の模型と、それは大きい製図机

こちらのガイドツアー、
実物のインテリア以外にスライド資料などはなく、ガイドの方の語りのみで行われるストイックスタイルでした。
原稿のカンペなどもなく、解説を暗記してるのすごい…


アアルト氏は自然からのインスピレーションを大切にしていて、主な作業デスクは風景を眺められる窓際だったとのこと。

アアルト邸全体に、経年変化を楽しめる無垢の木材がふんだんに使われています。

リビングルームにはアアルトの手掛けた作品たちが配置してありました。

もはや全てのアイテムがアアルト作では


家の外壁を蔦が覆っており、
夏は緑を、秋は紅葉、冬は落葉し雪の下で眠る様子を楽しんだとのこと…


リビング隣のダイニングルーム。
日本にインスピレーションを受けた壁は、
動物の皮(ヘラジカ?忘れてしまった)を貼っているとか。


ちなみにアアルトは日本の生花とか禅に影響を受けていたけど、来日したことはないそうで意外!
ハネムーンで行ったイタリアからもいろいろな要素を取り入れたそうです。

ダイニングテーブルの板は大きくできるようになってて、後ろの棚に大きい板が格納されています。

ここに!



ダイニングルームの奥にはキッチンがあるんですが、
公開されてなかったです。
チラ見しましたが、こじんまりとしていました。

階段を上がり、
二階は寝室や子供部屋、バスルームなどのプライベートなフロア。
(たしか手入れがしやすい?から)床材がリノリウムになっています。

冬冷たくないのか?板材よりはいいのかな?



アアルトの代表作の一つ、サナトリウムで見るようなバスルームと洗面台。

夫婦の寝室。

アアルト邸には暖炉が随所にあるのですが、炎もインスピレーションの元だったそうです。

その上の植木の存在感が大きい


屋上の花壇もアアルトベースのような意匠…


ガイドが終わると、中を自由に見て回れます。
裏庭に出ることもOK。

裏庭側からみたアアルト邸


裏庭にある柵は田舎スタイルで、
なんだかアアルト建築とデザインギャップがありますが、
建設された当時はここが田舎だったから自然なんですーとのことでした。

出口付近の事務所エリアではグッズ物販があったので、ガイド本や鍋敷きを購入しました。
アアルト作品のカードゲームもあって気になりました。


以上でアアルト自邸ツアーは終了、
2日目観光はまだまだ続きます〜〜!

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