仕事を見つけてもモヤモヤしている理由は、「すごくつまらない」から。

前回初めて記事を書いたのが今年の5月31日。すでに5ヶ月が経過した。

一つ前には、コロナの影響で仕事をクビになって新たな仕事を探さねばならず、ただひたすらに焦っている記事を投稿したが、新たな仕事を始めた。新しい仕事は、今まで経験したことのないジャンルだ。

派遣の、事務員。

本当は正社員を目指していた。数々の転職サイトに登録し(ものすごく面倒臭い作業だった)、エントリーしまくったが、見事に落ちまくった。自分にとっては高みを目指しすぎたのかもしれない。30歳まで正社員で働いていた同じ業種とは全く無関係の、新たな職種に就くには、必須条件(○○経験▲▲年以上)を全く満たせなかった。ここで転職の難しさを思い知った。20代は、ものすごく貴重だったのだ。

正社員になれないことで、必然的に派遣社員への道を選ぶようになった。また面倒な登録作業をすることになったが、仕方のない。ただ、自分にとっては好都合な面も発見した。事務員募集の案件が、正社員向けの転職サイトより圧倒的に多かったのだ。

私は事務員をやってみたかった。なぜなら健康的に、そんなに少なすぎない給料を稼げると思ったからだ。しかしこの道も思ったほど簡単ではなかった。派遣でも、結局経験者が求められるからだ。事務経験のない私は、派遣でもなかなか採用されなかった。しかし、運よく拾ってくれる会社があった。多くの人が希望する繁華街ではなく、中心から少し離れた場所にある会社だったということもあるだろう。意気揚々と、派遣社員として事務の仕事を始めた。

私は今、朝早く起き、夜10時頃にはもう眠たくなってしまうほどの、健康的な生活を送っている。週2回必ず休みもある。給料も決して高くはないが、毎月およそ20万円くらいもらえている。まだまだ出来ないこともあるし、期間限定なので教えてもらっていないことも多々あるだろうが、ほぼ問題なくこなしている。上司からの評判も悪くないということが分かった。

ただ、やりがいはものすごく無い。

正社員の人たちから、派遣の仕事にやりがいなんて求めるなよ、という声が聞こえてきそうだ。仕事はお金を稼ぐ手段で、その他で自分にとってやりがいのあることを楽しんでいる人たちもいる。子育てがメインで、その空いた時間に働いてお金を稼いでいる人もいる。人によると思うが、私は仕事にやりがいを求める人間なんだと気づいた。趣味はあるし、独身だが、やっぱりやりがいがあることを一日の大半の時間を使って過ごす方が、自分にとっては有意義だ。

ただ、やりがいがあることが良いことばかりではない。

自分にとってやりがいのある仕事は、忙しすぎるのだ。

30歳までやっていたことは、やりがいがありすぎる仕事だった。ありすぎて、ものすごく忙しかった。忙しくて辞めてしまった。こんなに忙しいのがずっと続くのは嫌だ!!と強く思ったからだ。

やりがいがある=楽しい=忙しい VS. やりがいがない=つまらない=暇

やりがいがあって、楽しくて、忙しすぎないなんて都合の良い仕事は、ないのかもしれない。だから、自分で自営業としてやっていくしかないのかもしれないと考えている。今では珍しくない、フリーランス について考えてみる。



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