わたしが別人になるまで
帰りの満員電車の中、もう殆ど回転していない頭で考えるのは仕事のこと。あまりにも思考が前に進まないから、メモ機能まで駆使して考えを整理していく……。
ガタンッ!
電車の揺れで思考が途切れ、急に客観的になる。
(いや、誰だよって(笑))
こんな遅くまで働いて、その帰り道にすら仕事のことを考えているなんて。
(いつからだろう)
振り返っても思い出せない。
たぶん、ココっていう明確な変化点はきっと存在しなくて、ほんとうに少しずつ、徐々に変わっていった。今のわたしに。
最近、しぶしぶ認めたことがある。
私は仕事が好きだ。
それは別に今の仕事だからではなくて、ビジネスそのものが好きなんだと思う。
だって、働いている人が好きだから。
それも、一生懸命に働く人が好きだ。
自分なりの志を持って、仕事に邁進する人が好き。何となく、生きるためにしょうがなくではなくて、目的を持って働く人が好きだ。
(変わったな〜)
なんて、のんきにまるで他人事みたいに思う。
そんな今の自分が好きだったりする。
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