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【お寺の話】仏教とヨガ

私はご縁がありお寺に嫁ぐことになりました。育った家は一般家庭で、お寺に関することはまっさら、無知の状態です。(なので結婚は両親始め色々な方からかなり心配されました汗)

本を読んだり、夫から少しずつ仏教のことを教えてもらっているタイミングでヨガの勉強が始まりました。

仏教とヨガは重なる部分が多く興味深いです。お釈迦様が悟りを開いたときの坐禅もヨガと言われ、禅宗で行う座禅はヨガからきているそうです。(元々のヨガは瞑想を深める準備段階として座位のみだった)

ヨガの教えの中にヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)というものがあります。ヨガを行う上で守るべきことが示されています。ニヤマの中にあるサントーシャ(知足)が私は印象的で、置かれた状況に満足することというのを意識するようになりました。

京都で龍安寺の拝観に行った時、「あっ」となるものを見つけました。記事のトップ画にもしている手水鉢に書かれた「吾唯足知」です。知足の教えをお寺でも見ることができとても感慨深い気持ちになりました。

ちなみに、手水鉢は中央を口の字に見立てて4文字それぞれが成り立つようになっているのも面白いですよね^_^

自分自身ヨガと仏教の勉強をもっと深めて、お伝えできるようになりたいなと思っています。


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