何をやっても解決できないという困難な課題でお困りの企業様へ行って、絶対に成果を出すコンサル＆コーチングをしています。
その中で、よく取り上げるテーマが、『プロ』と『アマ』です。
そこを抑えない限り、出来るようにはならないからです。

企業にお伺いして、まず最初は、課題に対して、しっかりと情報を取って、解決する方向への行動をすぐに取るようにしています。
着手が、とても重要で成功への鍵となるものだからです。
ほんの数秒で課題の核を感じ取り、そして、数時間でその対応をしていく。
その最初の行動は、すごく大事です。
そして、少し活動していく中で、行けるかも、って思っていただく。
ここまで来れば、あとは、簡単です。

通常は、開始時もしくは、この実際の行動の意味がわかるようにしていく段階のどちらかで、アンケートをとっています。
このアンケートほとても大事です。
成果を上げるためだけではなく、自走していただくためには、必須事項です。
全社活動で、業務改革プロジェクト、とか、働き改革プロジェクト、というような時は、最初にアンケートをとります。
赤字や品質不良でのクレームなどで困っている緊急課題に対する改善活動などは、まず、希望の灯りを灯すことからやりますので、アンケートは、その後にとります。

アンケートの中で、最も重要な項目が、プロとは？アマとは？です。
せっかくなので、みなさんも、書き出してみませんか？
　プロとは？　あなたが思うプロフェッショナルの定義を教えてください。
　アマとは？　あなたが思うアマチュアの定義を教えてください。
　そして、具体的にみたり聞いたりした例を挙げて
　　　　それぞれを説明してみてください。
　次に、ご自分が、実際に考え、行動したそれぞれの例を上げて
　　　　説明してみてください。
　最後に、再度、それぞれの定義を、
　　　　子どもにもわかるように説明してみてください。

どうでしょうか？
仕事を楽しむ！　その思考回路と成果に繋がる行動を身につけるためには、実際に書いてみてください。

これまで多くの例を見てきました。
その中で、多いのが、
『プロは、お金をもらえる』『アマは、お金をもらえない』
というのがあります。
確かに、スポーツの世界でのプロとアマの違いは、わかりやすく言うとそうですよね。
『責任を持ってやる』『責任を持たなくてもいい』
『他人のためにやる』『自分のためにやる』
『結果』『過程』
これまで、いろいろなお答えをいただきました。
どれもが正解だと思います。
それは、どこに視座を置いているか、何を目的にするかで、説明が変わってきます。自分が、どこを見ているか、ですね。

今回は、
『仕事で成果を出す！』　そのためには、、、
『仕事を楽しむ！』　そのためには、、、
という観点で、もう一度 考えてみてみましょう。

今回の場合は、みなさんが日々頑張っている仕事に関してです。
『仕事の本質』を、もう一度捉えてみるといいと思います。
仕事を科学する。仕事とは、、、
みなさんは、自分ではなく、他の誰かにお願いした仕事、そしてお金を払った仕事、それを思い出してみてください。
そして、その仕事に対して、プロだなぁって思ったこと、ありませんか？
それを思い出しながら、読んでみてください。
そこに、ヒントがあると思います。
　なんのヒントか？　　
もちろん、単にプロとアマの定義だけではありません。
『仕事を楽しむ！』『仕事で成果を出せるようになる』
このために、あなたがプロと認める人を、定義していってみましょう。
お客の立場で見た時、
　あなたの望む結果を正しく理解してくれる。
　うまく言語化できていなくても、読み取ってくれる。
　あなたよりも、よく知っている。
　あなたもできるかもしれないが、それ以上に完成度高くできる。
　成果と金額を比べたら、十分に納得できる。
　安心して任せられる。
　約束に応えてくれる。
プロの立場でその人を見た時
　常に、努力している。
　今に、安住しないで、常に色々と情報をとっている。
　少しのこと、小さなことでも、自分から必ず反応している。

表から見えるやっていること、内面を想像した心構えなど、
いろいろと考えてみましょう。

仕事を科学する。
仕事はなんでしょうか？　なんのためにありますか？

プロとは、その役割を期待通りに果たすことです。
役割を果たすとは、求められている成果を出すことです。
仕事における役割とは、
最終的には、お客様の求めている結果（成果）を必ず出すことです。
仕事は、多くの場合、一人だけで完結することが少ないです。
その求められている成果のために、多くの役割があります。
その一人一人に当てられた役割を果たすことが必要です。
ここでよく間違えるのが、役割を、やること、つまり作業で定義してしまうことです。
仕事に限らず、あらゆることで成果をだすには、やること視点の前に、役割、その作業の意味を考えられるようになりましょう。

例えば、営業は、売ることが役割ではありません。
売ることは、作業ですし、一人の営業における作業の最終段階です。
営業は、お客様に、価値の提供をすることです。
価値を伝えなければなりません。単に伝えるではなく、伝わっていなければなりません。伝わっているだけではなくて、その価値を感じて頂けなければなりません。理解ではダメです。
だから、誰よりも、その価値をしっかり理解し、伝える、そのための伝え方になります。
伝え方もそのやり方、作業のことではありません。
プロは、やること視点、自分視点だけで終わらずに、
全体像を全て見えていて、その中の自分の役割を正しく設定し、
それを果たすために日々努力する、その結果、期待通りの成果を出す。
少し、嫌いな言い方になりますが、これだと普通のプロです。
本当の、一流のプロは、期待以上の成果を出します。
それは、難しいことではなく、お客様の見えているところの先までプロは見えているので、その成果を出すことができます。

製造は、ものを作る、機械を使って加工する、、、それは作業です。
その結果を価値として定義して、次の工程へ繋げていけることが求められています。役割を果たす。

自分の求めれている役割を定義してみましょう。
自分の求められている成果を定義してみましょう。
仕事は、約束の連続です。
約束事の意味を、自分の役割、求められている成果、
そして、何をどうやるか、で繋いで考えてみましょう。

仕事において、成果は絶対です。
それは約束事だからです。
途中の作業で、失敗があったとしても、最終的な成果は出す。
それが『プロ』です。
求められている『成果』を出すために、あらゆる準備をする、対応をする、成長をする、、、
そして、求められている成果を出した時、
　それを、相手が喜んでくれた時、それを自分の喜びに思える事、
そのために、日々頑張れる。

あなたも、自分の幸せのために、仕事を楽しむために、
日々の周りの仕事を見ていて、頭だけで理解するのではなく、
行動で、行動とその元になる思考を繋いで、
『プロ』と『アマ』を意識して自分のものにしていきましょう。
やることだけではなく、自分の望む状態をいろいろな面からイメージしていきましょう。

仕事を楽しむ！
仕事で成果を出す。
そのための、『プロ』とは、、、『アマ』とは、、、