見出し画像

チェックマークは「ペケ」

年令を重ねると、いろいろな記憶がぼんやりしてきます。
昔よりも意識をしてメモを取るようになりました。

いわゆるTO-DOリストを作成して、終わったら、チェックしていく、ということを習慣化するように気をつけています。
最近はアプリもあり、便利になっていますが、手書きの方が忘れないように思うのは、やはり昭和人だからでしょうか。

若手と打ち合わせをして、よしこれで1つ終わったとリストにチェックを入れたら、「ペケが増えましたね」と若手。
「ペケ?」
「ペケだらけですね」
「?」
仕方ないなあ、という顔で空中に書いてくれたのはチェックマーク…。
「それ、チェック、って言わない?」
「うーん、そうも言うけど、普通はペケです」

数人に聞いてみましたが、若手の多くは、「ペケ」と呼ぶそうです。
学校の先生が採点で、不正解につけるマークだからそう呼ぶのでは、とのことでした。
そうなのか…。昭和のころはあまり先生はこの記号は不正解には使っていなかった気がすると言うと、ちょっと不思議そうな顔をされました。

いつごろからそんな呼び方が出てきたのでしょう。みなさんはチェックマークをペケと呼んでいますか。

書類確認で、OKの意味で書いていたチェックマークも、若手は間違った箇所を指摘されていると思っていたのだろうかと、ちょっと怖くなった昭和人です。