注目すべきジム・クレイマーのベスト10

１．Dow and S&P 500 and Nasdaq

ウォール街は先月の大幅上昇に続き、3月初日も堅調に推移している。2月最終日、ナスダックは2021年11月以来の終値記録を更新した。同指数は月間で6.1%上昇した。ダウは2.2％、S&P500種指数は5.2％上昇した。

2. U.S. oil prices

米国の原油価格は、OPEC+による今月の減産決定を前に約2％上昇し、1バレルあたり80ドル近くに達した。また市場では、イスラエルとハマスの戦争の停戦交渉が危ぶまれている。

３．Nvidia (NVDA) and Meta Platforms(META)

インベスティング・クラブ・ポートフォリオ32銘柄の大半は2月をプラスで終えたが、5銘柄が一歩リードした。エヌビディアとメタ・プラットフォームズがトップ2であったことはさほど驚きではない。しかし他の3銘柄は、市場をリードするスーパー・シックス・メガキャップの中には入っていなかった。

４．New York Community Bancorp (NYCB)

ニューヨーク・コミュニティ・バンコープの株価は、金曜日の早い段階で22％以上下落している。商業用不動産へのエクスポージャーですでにプレッシャー下にある同行は、内部統制の問題を明らかにした。NYCBはまた、アレッサンドロ・ディネロ会長をCEOに指名。トーマス・カンゲミは退任するが取締役には残る。

５．Dell (DELL)

デル株、人工知能サーバーの旺盛な需要を受け、予想を大幅に上回る好決算で25％以上急伸。デルといえばパソコンのイメージが強い。しかし、このAIの強さは新しいものだ。同社はまた、四半期配当を20.3%増配した。

６．Zscaler (ZS)

Zscaler 5％下落。このサイバーセキュリティ企業は、四半期収益と売上高を上回り、見通しも上方修正した。しかし投資家は、クラブ名で知られるパロアルトネットワークスとの競争に懸念を抱いているようだ。

７. Apple (AAPL)

アップルは、ゴールドマン・サックス証券では米国の確信犯的買いリストから外されている。アナリストのマイク・ングは、「製品収益の伸び悩みに市場が注目していることは、アップルのエコシステムの強さを覆い隠している」と述べた。私たちが "所有し、取引しない "クラブ株について感じていることだ。

８.  Broadcom (AVGO)

オッペンハイマーとバンク・オブ・アメリカは、来週のクラブ銘柄の決算を前に、Broadcom の目標株価を 1 株当たり 1,500 ドルに引き上げる。

９．Eli Lilly (LLY)

バンク・オブ・アメリカは、イーライ・リリーの目標株価を800ドルから1000ドルに引き上げる。このPTは、クラブ・ネームの市場価値を1兆ドルに迫るものとなる。リリーはGLP-1（肥満症治療薬ゼップバウンドと糖尿病治療薬モンジャロ）を中心に、数十億ドルの設備投資により広い堀を築いている。

１０．Elon Musk is suing

イーロン・マスクはOpenAIとCEOのサム・アルトマンらを訴えている。テスラとXのボスは、マイクロソフトの支援を受けたスタートアップが、"広く人類の利益のために "AIを開発するという創業時の使命を放棄したと主張している。マスクは2015年にOpenAIの共同設立者だったが、3年後に取締役を退いた。

(Jim Cramer's Charitable Trustの銘柄一覧ははこちらをご覧ください)