注目すべきジム・クレイマーのベスト10

１．  Microsoft (MSFT)

アルファベット（GOOGL）とマイクロソフト（MSFT）の業績分析は、ウォール街よりもはるかに優れている。
つまり、MSFTは非常に好調で、CFOのエイミー・フッドはコパイロットやその他の人工知能アドオンの値上げをまだ入れていない。
もし彼女がそうしていたら、株価は4％下落どころか上昇していただろう。マイクロソフトは素晴らしい四半期を過ごし、Azureがいかに好調で、すべての付帯サービスがいかに優れていたかに基づいて上昇していただろう。
ゲームはATVと相性がいいし、LinkedInも気に入った。同社はジェネレーティブAIのためにさらに支出しなければならないが、その支出が何をもたらすかについてはあまり関心を示さなかった。Azureの成長は加速した。
他の記事を鵜呑みにしてはいけない。目標株価を引き上げた。

EARNINGS Microsoft (MSFT)

BEATS!!
四半期売上高見通しがアナリストの予想を下回ったことを受け、火曜日の時間外取引で株価は最大4％下落📉

■2023年Q4　決算情報
✅EPS⭕️：　　2.69ドル　 vs　予想：2.54ドル
✅売上高⭕️：　561.9億ドル　vs　予想：554.4億ドル
　　　　　　　　　　　　　　（前年同期比：🔺8.34%増）

■2024年Q1　ガイダンス
✅売上高❌：　　538億─548億ドル　 vs　予想：548.6億ドル


Microsoft Corp は、
世界中の顧客を対象としたデバイスの設計、製造、販売、およびオンライン広告に取り組んでいます。同社の製品には、コンピューティング デバイス、サーバー、電話、その他のインテリジェント デバイス用のオペレーティング システムが含まれます。

２．  Alphabet (GOOGL) 

一方、グーグルの親会社であるアルファベット（GOOGL）は、インターネット検索が加速し、クラウドがシェアを伸ばした一方、設備投資が減少したため、6％以上上昇している。
追加コストなしで検索が飛躍的に伸び、トラフィック獲得コストなしでYouTubeが驚異的な数字を記録し、（1四半期だけ）支出が減少したことは、GOOGLがリニアテレビ広告に取って代わりつつあることを示している。
クラウドが28%増加したとはいえ、力業の四半期だった。
ルース・ポラットがCFOを退任し、社長に留まったことを除けば、クリーンな四半期だった。
ルース・ポラットはCFOを退任したが、社長には留任した。
彼女は、広告費が減少するとは言わなかったが、これは残念なことだ。このようなポジティブな進展にもかかわらず、米司法省が同社に対して継続中の反トラスト法違反訴訟による影響が、私たちの興奮に蓋をしている。

EARNINGS Alphabet (GOOGL) 

BEATS!!
クラウドコンピューティング部門の成長により予想を上回る売上高と利益を報告したことを受け、火曜日の時間外取引で株価は約7％上昇📈

■2023年Q4　決算情報
✅EPS⭕️：　　1.44ドル　 vs　予想：1.32ドル
✅売上高⭕️：　746億ドル　vs　予想：727.7億ドル
　　　　　　　　　　　　　　（前年同期比：🔺7.06%増）

Google Inc は、
Web 検索およびオンライン広告会社です。同社は検索、オンライン広告、オペレーティング システムとプラットフォーム、エンタープライズ製品とハードウェア製品を提供しています。

３．  too many cloud players

グーグル、マイクロソフト（アジュール）、アマゾン・ウェブ・サービス、オラクルと、クラウド・プレーヤーが多すぎる？
アマゾン（AMZN）の時間外取引の下落は、ジェネレーティブAIによる利益がまだ得られないまま、アジュールに追いつくためのコストから来るものだと思う。
アマゾンに対するFTCの訴訟は、アルファベットに対する司法省のキャンペーンとは正反対であり、危険性ははるかに低い。
取引はこうだ：司法省はグーグルに、検索における広告のバイサイドかセルサイドかを選ぶよう求めている。壊滅的だ。FTCはアマゾンの解体を望んでいる。このペースなら、アマゾンの株価は上昇するだろう。

４．  Federal Reserve's meeting

今日の午後に開催される連邦準備制度理事会（FRB）の会合で、プルテグループ（PHM）が最近、利上げは住宅インフレを減速させるのに失敗した。
原油やガソリンを含む原材料はこのところ増加しているが、FRBはまだ信用と賃金に亀裂が入り、2019年以降の住宅の40％増が実際に減少することを期待している。倒産はどこにあるのか？募集看板の終わりはどこだろう？
FRBは警戒を怠らない必要がある。今年はまだ2回の利上げが残っている。

５．  PulteGroup (PHM)

FRBに先駆けてPHMが驚くべき物価目標を引き上げた。住宅価格を下げ続けることはできない。実際に供給は減少している。クレディ・スイス、バンク・オブ・アメリカ、オッペンハイマー、シティ、バークレイズ、UBSが目標株価を引き上げた。

６．  Snap (SNAP)

スナップ（SNAP）は、今四半期の弱いガイダンスを発表した後、火曜日の夜、同じくランであることが明らかになった。
スナップチャットの親会社は、もはやまともに相手にされない。AIに費やすコストが大きすぎる。株価は18％以上下落した。

EARNINGS Snap (SNAP)

MISSED!!
アナリストの予想を下回る今四半期の見通しを発表したことを受け、
株価は17％以上下落

■2023年Q2　決算情報
✅EPS⭕️：　　-0.02ドル　 vs　予想：-0.04ドル
✅売上高⭕️：　10 億 7000 万ドル　vs　予想：10 億 5000 万ドル
　　　　　　　　　　　　　　（前年同期比：🔻3.89%減）
■2023年Q3　ガイダンス
✅売上高❌：　　10.7 億 ~11.3 億ドル　 vs　予想：11.3 億ドル

７.     Texas Instruments (TXN) and NXP Semiconductors (NXPI) and Analog Devices (ADI)

テキサス・インスツルメンツ（TXN）は、NXPセミコンダクターズ（NXPI）とアナログ・デバイセズ（ADI）に尻を蹴られながらも、良好なフリーキャッシュフローを誇っている。
フリー・キャッシュフローが欲しければ、アルファベットに行けばいい。私はこの決算説明会が大嫌いだ。それがウォール街に対する軽蔑だ。株価は時間外取引で4％下落した。

８．  General Motors (GM)

ゼネラル・モーターズ（GM）のメアリー・バーラ最高経営責任者（CEO）は、熱狂的な全米自動車労組の組合長ショーン・フェインが率いるストライキが起こるかもしれないと心配していたが、その心配はまだ続いている。
ウォール街は、UPSとチームスターズの暫定合意は屈服したと判断。
労働組合は筋を通し続けている。

９．  Banco Santander (SAN)

成長とスペックをお望みですか？
バンコ・サンタンデール（SAN）の数字をチェックしてみよう。
中道右派の政権が誕生すれば、このグループの中で最もお買い得な銘柄になるかもしれない。

１０．  Wells Fargo (WFC)

あるいは、ウェルズ・ファーゴ（WFC）かもしれない。
300億ドルという驚異的な自社株買いを発表し、巨額の資本を手に入れた。クラブ・ホールディングは配当を5セント増やし35セントとし、利回りを3％に維持した。本当にすごい。

(Jim Cramer's Charitable Trustの銘柄一覧ははこちらをご覧ください)