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貧困女子がもがくわけ

 おはこんばんちは!
どうもエロ界の王とフットワークことバーテンの貴さんです。

 まだまだ女性の手取りって少ないですよね。男性やと力仕事とかすると少しはましやったりするのですがまだまだしんどい人が多いのが現状なのではないかなと思います。最近では男性ばかりだった手に職を持つ女性も増えてきていたのを製造業をしていた時は感じていました。

 基本的に一般職という世界で女性を雇う場合、女性にはあまりお金を払わなくてよいという価値観がいまだに蔓延している気がします。一般論ではありますが女性の方が男性より固定費が多くかかる傾向がある為か基本的に虐げられていると感じている女性が多いのではないでしょうか。

 別の記事「ストレス解消費を引いたのが本当の手取り」でも触れたのですが彼女達にはいったいいくらくらいの金額が手元に残るのでしょうか。12~22万円くらいが会社から支給される平均的な手取りだとは思うのですがそこから固定費やストレス解消費を引くとどうなるのか。

 もちろんこれはまだマシな方とも取れます、物事に良い悪いは無いのですが。一般職やアルバイトもできずにアンダーグラウンドやセックスワーカーになる女性も多く存在します。本稿では鈴木 大介 著「最貧困女子」を読んで感じたことや実際に会ってきた人たちの話も交えて述べていきたいなと思います。


 価値観という壁 

 僕は仕事柄東京に一月一週間程度滞在しています。今後滞在期間を増やす予定です。そんな中で東京を見渡すと流行を楽しむ女性たちの姿をよく見ます。老若問わずテレビやSNSで話題になったものを楽しむ姿は楽しそうでもあり考えさせられる場面でもあります。僕も立派なおっさんなので干渉はせず世の中の仕組みや風潮を確かめる程度の認識しかないのですがやはり女性は価値観に左右されやすい傾向があるなというのを実感します。それについては記事「女性の脳にウケるモノ」に書いてありますのでそちらを参照してみてください。女性が価値観に左右されやすい要因としては男女の脳の違いから見るとわかりやすいということ等が書かれています。

 この価値観というのは男女問わずいろんなところで人生の判断基準になりがちなのですが、基本的に自分の主観とはずれているためしんどいことになりがちです。同じことをしたとしても差が出たりしんどそうか楽しそうかが違ってくるのはその為です。

 個人的にこの価値観というのはかなり厄介なものだと認識しています。間違っていることも多いというのも問題なのですが、基本的に自分の持ち物ではないからです。価値観に基づいて生きるのか、主観に基づいて生きるのかでは上でも述べた通り大きな違いが生まれます。

 価値観の危ういところは人に安易に損をもたらすところです。価値観に基づいて生きる人と付き合うと疲れます。何故か?価値観に基づいて自分や他者を傷付けることを安易にするからです。「みんながやっているから」という理由で不法侵入するインスタグラマーなどがわかりやすい例かもしれません。この例では不法侵入された側もした側も損をしている点に注目してみると僕が何を言わんとしているかがわかりやすいです。

 一般的に安泰とされている大学進学、大手への就職、結婚も価値観に基づいて行動するとしんどくなる傾向が強いです。親や社会がそういうからという理由で行動している人は少なくないと思います。

 水商売や風俗業、アンダーグラウンドな仕事も価値観に基づいて行動している人が多く見受けられます。他に安全に稼ぐ方法なんていくらでもあるのに「とりあえず」「みんなもやっているから」「これしかない」という感じで働いてしんどくなっている人が多く見られます。そもそもセックスワーカーに知的や精神障害を抱えている人が多いということも現実として見なければならないポイントです。やっている当人にこんなことを言うとプリプリ怒りだす人がいたり業界を擁護する人もいるのですがそもそも客を選ばせないという構造に無理があるということを認識した方が良いのではないかなと思います。そもそも従事者を大事にできない構造ということです、ここらへんをうわべの対応や口ぶりだけで判断、つまりは丁寧な対応さえすれば大事に思っているという価値観に基づいて判断してしまっているということです。

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