次男にとってのことば

「学校行きません。学校やめます。」

2年生の3学期の出来事です。

何事かと長男と顔を見合わせてしまったほど、
はっきり、くっきり出た次男からの発言。

おいおい、どうした?何があった?
普段会話のキャッチボールは増えてきた
とはいえまだまだ良くて2割。
難しいかなと思っても、聞かずにはいられない。

どうしたの?何かあったの?

流石、次男。ここぞという時はやる男。

〇〇くん、次男、嫌だって。
〇〇ちゃん、次男と遊びたくないって。

?確か、〇〇くんは発語がないはず。
〇〇ちゃんはどうだったけな?と、思いながら、

そっかー、それは悲しかったね。
〇〇くん、どうして嫌だったかなぁ?


はい、コレは答えません。
次男にしてみたら、先程のキャッチボールが
全力だったので、その先までの余力は無かった。

連絡帳を読んでもよくわからなかったので、
次の日に担任の先生へ連絡帳で報告。
当然翌日の朝は学校行きませんの全力拒否。
仕方がないのでスクールバスに乗らない旨を電話連絡して前日のことを聞いてみると‥

〇〇くんと、〇〇ちゃんは違うクラスの子で次男のお気に入りでした。友達との距離感が難しい次男はいつもは担任の先生が間に入って遊びに誘うのですが、その日は別の先生が。
そこで、気分の乗らない2人の気持ちを先生が代弁したようですが‥ことばのチョイスがそれだったようで‥。
当然、先生は、

次男と(今は)嫌だって。
次男と(今は)遊びたくないって。

と、いう意味だったわけです。
次男はもちろんそこまでの理解はできません。ことばの通りに受け止めてしまったわけです。

日を追うごとに家ではそれを呪文のように繰り返し言い、お風呂の湯船に三角座りをして、呪文をとなえていたり、夜中、急に泣き出してまた呪文を言う。

そして、この事は2ヶ月経っても尾を引いていました。
だんだんと薄まっていく事はなく、
それがきっかけで、今まで注意されてきたことばも加わり、ネガティヴワードをひたすら唱えて学校に行くの拒否する毎日。 
結局、バスにも乗れなくなり
学校へ送っていく日々。
流石に、私も主人も参ってきました。

わからないだろう。簡潔に伝えないと。

そう大人は思っていても、チョイスを間違えると、とんでもなく大変なことになります。
ことばは本当に凶器です。

ずーっと荒れているわけではありませんが、フラッシュバックで思い出して荒れることは毎日でした。

次男、おともだち、迷惑。遊ばない。

もちろん、次男のネガティブな特性を注意しないわけにはいきません。
間違った距離感や、対応を次男が行った時には注意は必要です。

どんなことばだと届くのか。
ことばがどんな影響を与えるのか。

我々大人は、ことばかけというものを甘く見ず、NG選択しないようにしていかないとな。
と、思うわけです。

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