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家族旅行とお金と私の決意

アルバイトをしてお金を貯めては、国内外で
旅行を楽しんでいた学生時代が懐かしい。

二児の母となった今も
旅行は大の大好物です。

家族との旅行が働く原動力になりつつある私が
旅行に必要不可欠なお金の話を記します。


旅行熱と資金形成の狭間で

小学生と年少、我が家の2人の子どもたち。

親としての願いは、
感受性豊かな時期に、旅行を通じて
子どもたちに様々な体験をさせてあげたい。
子どもたちに広い世界を見せてあげたい。

しかし、旅行は多額の費用がかかるのです。

昔のように旅行熱を再燃させると、
家計は十中八九、破綻するでしょう。。

家族のライフプランを考慮し、
将来の教育資金や老後資金は着実に用意して
おきたい。

ジレンマを抱えながら、昭和生まれ母は
コツコツとマネ活に励んでいる最中です。

マネ活(マネー活動)

・金融知識を身につける

若いうちに勉強しておくべきだったことNo.1。
次女の育休から復帰したタイミングで、将来の
ためにお金の勉強を始めました。

初心者向けの書籍から読み漁り、今年の夏前にはFP3級を取得しました。

・天引き貯蓄

給与から天引きされた一定額が貯まっていく
貯蓄制度。職場で加入し、かれこれ10年以上
続けています。

不思議なことに、一定額を差し引かれて支給
された給与明細を見ると、最初から貯蓄に
回ったお金が存在しないかのように錯覚する
のです。

でもでも、
半年に一度送付される貯蓄額明細書を見ると、
一度は表舞台から消えたお金たちが、舞台裏で順調に育っているではありませんか!

天引き貯蓄はズボラな私に合っているようです。

・資産運用

NISAやiDeCoを中心に資産運用をしています。
旅行費用を抑える目的で保有している個別株も少しばかりあります。上がったり下がったり、ジェットコースターみたいですが、ひとまず買ったものは保有し続けていくスタンスです。

投資を続けるには強いメンタルが必要だなぁと感じています。

年明けからは新NISAが始まるので、制度をしっかり活用していきたいところです。

・キャッシュレス決済の徹底

買い物時はポイントが貯まるキャッシュレス決済を徹底しています。いわゆる地味なポイ活。わが家の事情に合ったクレカを選び抜き、最大限にその恩恵を受けることとしています。

2年前、夫はコツコツ貯めた某カードのポイントを、55型テレビ&テレビスタンドと交換してきました。まさに、塵も積もれば山となる!


そんなこんなで
コツコツとマネ活に励む傍ら、
ある図書と衝撃な出会いを果たしました。

「DIE WITH ZERO」の影響

今年読んでNo.1だった図書、DIE WITH ZERO。

ビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO」

お金についての考え方を大きく変えさせられました。

人生の充実度を高めるのは”そのときどきに相応しい経験”なのだ。時間と金という限りある資源を、いつ、何に使うか。

DIE WITH ZERO

独身時代にため込んだ、MY資金(通称:へそくり貯金)。
いつまで寝かしておくのかしら。
将来に備えておくだけで良いのでしょうか。

年を取れば、健康は低下し、物事への興味も薄れていく。
金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していくのだ。

DIE WITH ZERO

子ども達が巣立った後、夫と世界を旅行する際の軍資金である、へそくり貯金。

その時、私は健康でいられるのか?
夫の健康状態はどうなのか?
日本の経済状況が悪化していたら?
定年が伸びて、退職していなかったら?

遠い未来の年老いた自分のために、必要以上に今の自分から経験を奪ってはいないだろうか。
その金を使いきれるほど、長生きしないかもしれないのに。

DIE WITH ZERO

意表を突かれました。

人生は何が起こるかわからない。

そう、子どもが巣立つその時まで、
私が生きているとも限らないのです。

そして、これからは

今までと変わらないマネ活をベースとしつつ、
へそくり貯金は家族との思い出作りへ回すことにしました。

人生で一番大切なのは思い出作りだ。

DIE WITH ZERO

そう、浪費ではなく、
思い出作りへの「投資」です。

老後で何より価値が高まるのは思い出だ。

DIE WITH ZERO

将来にために、いま、
家族で最高の思い出を作ろうじゃないか。

家族みんなが今も将来も
ハッピーでいられるために、
お金について考えていこう。
考えることを止めないでいこう。

おそらく、これが今の私の最適解。


最後までお読みくださり、
ありがとうございました💰

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