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次はどの曲やりたい?(スピッツ限定)

ドラム発表会当日の、出番直前の舞台袖にて。

手慣らし用のパッドとバスドラのキックをパカパカやってると、センセがいきなり、

あーそうだぁ、◯◯さん、次はどの曲やりたい?

え?センセー、次わたし出番なんですけど。

あー、大丈夫だから(大丈夫ってあなた!)いま決めておかなきゃ、次の曲🎵幾つか候補挙げてよ。

えー?(いま??)うーん、じゃあ、アケホノでしょー、それからヤマブキ、そして紫の夜を超えて。あ、スピカも。

ふぅん。その中で一番やりたいのはどれ?

うーん、アケホノかなあ。


そして出番となり、その会話から10日。思いがけず我が家にアケホノの楽譜が届いた。

こ、これは...次回までに見てこいと??

早速アケホノをドラムで叩いている人の動画を見ながら譜面を読む。

ちょっと一緒に叩いてみよう。



我が家にはドラムセットはありません


スネアの代わりに自宅用のパッド、ハイハットの代わりに持ち運び用のパッドを。

バスドラのキックだけあるので、その三点セットを使います。

YouTubeのスピードは50%まで落として。でないと早すぎて追いつけない。

アケホノの譜面を読んでみる

あー、アケホノはバスドラのリズムがめちゃくちゃ大切だわ、と気づく。Aメロ、Bメロ、Cメロがハッキリしてて、バスドラの叩き方が違ってる。

なるほど、大好きで何度も聞いていた曲がやっと分解された感じ。

ドラムの叩き方のパターンはまだ一曲分しか記憶に無いわけだから、ひとつひとつ新鮮で面白い!

そっかぁ、このバスドラがあのインパクトを作ってたのかーと、バスドラを裾に巻き込まないようにしよう(発表会の時に裾が絡まってしまった痛い経験)などふと思う。

しかし難しい。これを本来は倍のスピードで?? 

いやいや想像できない。無理でしょ。16分音符とかどうすんの?

でも何回かチャレンジして少しずつ早くしてみると、4小節くらいで一つのパターンだと気づく。気付いたとてそれができるかはもちろん別問題だけど。

アケホノはドラムが歌の音程に沿ってる。という言い方は音程のないドラムにとっては違うのかもしれないけど、そうとしか言いようがないです。だからこそ、私の感動はこのドラムに後押しされていたのか!と改めて思う。

はあ、かっこいい。崎山ドラム、またしても一人勝ちです。

ハイハットとライドシンバル


そして私が気をつけなければならないのは、ハイハットとライドシンバルの使い分け。

実は過去に、『大好物』のサビの部分で本当はライドシンバルを叩くのに、クラッシュシンバルと間違えて練習を重ねてしまった記憶から、譜面上のライドシンバルには敏感だ。

ここまで譜面見ていってまた間違えていたらと思うと食事も喉を通らない(嘘)

あの、でもごめんなさい。


本当にこの曲、私のレベルで出来るんでしょうか?
予習をすればするほど、難しさが増してくるんですけど。

初挑戦の「大好物」は四分音符が122というスピードでした。
今回の「アケホノ」は136であります!!

早い!しかも足が複雑(に見える)
16分音符がよく登場する!
簡単な8ビートはどこにも見当たらない。
くせのあるリズムとなってる。全て。

ゆっくりなら譜面追えるけど、本来のスピードまで持っていける気がしない。

でもセンセは私が挙げた4曲全部きっと確認してる。
その中でこれを選んだとしたら私の練習にいいと踏んだんだと思う。

まあ何をやっても初めてのことばっかりだからやるしかないんですけどね。

一つハードルを超えてみれば先にはずっとハードルがあるけれど、一つのハードルの超え方を覚えたから次のハードルはちょっと低く見えるときもある。

今年一年で何曲のスピッツの曲を叩けるようになるでしょうか!
それを楽しみにはりきっていきまっしょい。

とりとめのない話にお付き合いくださりありがとうございました。
ちょっとした決意表明ですとも、そうですとも。




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