ライブが好きおじさん

元バンドマン。アラフォー。ライブハウスが好きで今も通い続ける。

ライブが好きおじさん

元バンドマン。アラフォー。ライブハウスが好きで今も通い続ける。

最近の記事

ライブハウスがやってくれている事に気づいてる?

ライブハウスがバンドにノルマを課したり、集客を口酸っぱく言う事は、ライブハウス自身の売上に関わる事ではありますが、バンドが自分で集客するために考えていく事や、自営でうまくやるための第一歩でもあると思ってます。僕はライブハウスのそういう「お金にまつわる事」が教育であると思っているし、「ノルマが悪」というような風潮は残念だなぁと思っています。 時々議論になる「バンド側の負担」バンドが集客して、ライブハウスには「出演するバンドのお客さん」が集まる。そうなると、「ライブハウスは普段

    • フライヤー配りなどでの接点はやはり大事?

      最近よく言われている「インプットとアウトプット」という言葉。ビジネスパーソンを中心に、最近では「アップデート」とかっていう言葉と並んで使われてる印象です。 この手の記事をみてなんとなく、バンド活動でやってた「フライヤー配り」とつながってるのかなと思った事を書いてみます。 ある調べによると、2週間に3回使った情報は脳に長期記録されると言われています。 一時記憶として脳の海馬という部分で覚えて、何度も使うと記憶が長期保存されるという側頭葉という部分に移動するそうです。 (→脳を

      • ライブハウススタッフのバンドによる動員力を疑う

        バンドの自主企画、イベンターによる企画を行う際にバンドを集めますが、どういう基準で集めるでしょうか。 仲がいいとかいう事など色々な条件がありますが「このバンドは動員頑張ってくれて集客(利益・収支)が見込める」というのも一つの判断材料だと思います。 表題が何かというと、バンドマンはライブハウスで働いている人がそこそこいてて、中でもライブハウスの売上を左右するブッキングを担当している人も多いです。 ※これは”ぼくが付き合いがあった人たちが”という前提条件つきなので全てではありま

        • コミュニティという言葉の落とし穴

          SNSで人間関係の繋がりが爆発的に広がり、ビジネスの交流や普段の日常は「リアルとネット」になって、バンドマンの集客もライブハウスの出口でコピーしたチラシを配りハガキのライブのお知らせからTwitterやInstagramなどに変わって行きました。 時代に即したネットを活用したアピールも、あえて前時代のリアルにこだわり続けること。 やり方は人それぞれ。 どちらも間違いではないので、そこは何も問題ありません。 令和のはじめに言われ出した事ここ数年の思考の変化・動きだとは思います

        ライブハウスがやってくれている事に気づいてる?

          嫌いだった熱狂的ファンの話

          だいたいの過去バンドは自分がリーダー的な立場でやってたんですが、一番人気があり長く続いたバンドは、年齢的にも下で、自分が後加入という事もあり少し発言力が弱かったっていうのもあり、不満を口にしづらいというものがありました。 先日も書いた記事がありますが、バンドはライブ本編以外でも「バンドマン」で居続けないといけないという事があります。 「バンドマン」で居続けないといけない時間 こちらでは打ち上げの話なんかを書きましたが、打ち上げに入ってくる空気の読めないお客さんよりももっと頻

          嫌いだった熱狂的ファンの話

          バンドマンの客がバンドマンというジレンマ

          バンドを初めてある程度たつと、同じようにバンドをやっている友人ができてきます。 そして、Twitter上で、フライヤーを配ってるライブハウスの入口付近で、共通の知り合いのバンドのライブなんかでよく顔を合わせていると「次に○○でライブだからよかったら来てよ」なんてお誘いをしたりする。 それ自体は何も悪い事だとは思いません。 しかし、その次には、(こういう誘い方はしないでしょうけれど)「前に行ったから、今度うちのライブに来てよ」という感じになると今度は断れなくなり、結局「お客さ

          バンドマンの客がバンドマンというジレンマ

          「バンドマン」で居続けないといけない時間

          お付き合いしていたイベンターさんやよく出演していたライブハウスの打ち合げが、お客さんも入りたい人は入っていいよというスタンスだった。 ぼくはこれが全然好きじゃなかった。 打ち上げに「客」がいる問題大前提として、「来てくれてありがとう」という気持ちは当たり前に持ってました。 ただ、何故お客さんが入る打ち上げが嫌いだったかと言うと、 ・接客が必要となり、バンドマン同士の交流時間が削られる ・なんなら次の展開の打ち合わせが出来ない(次またこんな企画して一緒にやろうよ!的なのが筒

          「バンドマン」で居続けないといけない時間

          若手がおっさんに気に入られるのは簡単

          自分がそこそこの年齢になってきて、対バンを見渡してもだいたい年長の部類になってきた頃から思っている。 「おっさんに気に入られるのなんてちょろい」だいたい20歳前後ぐらいまでの年齢のバンドマンが、アラフォーぐらいのバンドマンに気に入られるための手法である。 そもそも、おっさんに気に入られたい?ライブハウスの人からは「最近の若い子は自分たちは自分たち。先輩とか敬わない子が多いんだよ」という声をよく聞く。 敬語は使えるが、縦社会や年功序列が嫌だという若者は昔に比べると凄く多くな

          若手がおっさんに気に入られるのは簡単

          チケットノルマは果たして悪か?

          Twitterを見てても時々議論になっている「チケットノルマ」について。 20年バンドをやってきた私が思う結論は「平等な制度である」最初に結論を書きましたが、チケットノルマは平等なものです。 「一定枚数までは最低限動員してね。」というライブハウス側からの圧力でもありますが、「○枚以上売ればバック(ギャラ)がある」という分かりやすいボーダーライン。 最初に昔話こういうと「老害乙」と言われそうだが、まず聞いてほしいのが自分がバンドを始めた20年以上前の話。当時はライブハウスは

          チケットノルマは果たして悪か?

          元バンドマンが思う事

          はじめましての投稿です。 これを何人の人が、どんな人が見るんだろうか。 特にどんな宣伝方法も今はしておらず、いきなりnoteを投稿し始めるもんだから誰も見ないだろうなぁなんて思ってはいます。 プロフィール自分は仕事終わりにライブハウスに顔を出すサラリーマンですが、大阪を中心に活動をしていた元バンドマンです。(引退済み) 体調を崩しバンドを脱退してからはただのお客さんとして週に1度2度、ライブハウスに通う身です。 平成の中頃から令和となった今まで。 1993年にプロのホール

          元バンドマンが思う事