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気楽な写真

今日はお世話になっているラボへ、現像と引き伸ばしをお願いしに行ってきました。
そこで頼んだ現像はと言うと、それがコチラ↓

オリンパストリップ35

このカメラ、レンズの周りについている小さな粒々の中にセレン電池と言う物が入っていて、
自動で露出を制御し、概ね適正な露出で撮れる便利なカメラです。
ところが、経年劣化でこの個体のセレンは寿命が来ているので、マニュアルしか使えません。
そうなるとシャッターは1/30固定で、絞りのみ変えられる状態に。

そう、そんな時は気楽に撮れば良いのです。
ネガフィルムはラチチュードが広いので、少々アンダーやハイでも「写っている」状態は得られます。とにかく気楽。大体こんなもんかなーで写していきます。
因みにそれを利用して、写るんですなどの簡易な仕掛けのカメラも成り立つ訳。

こうしてラボに持ち込んだ「気楽に撮った」フィルムですが、一緒に持っていった引き伸ばしの方は4x5のフィルム。
ラボの店主とやっぱりフィルムはカチッとフィルムで撮るのも良いけれど、気楽も良いよねとしばらく談笑。
4x5を始めて、写真を残す意味とその残す主軸をどこに持っていくかをよく考えるようになった気がします。

写るんですを使うようなシーンは、写真としての綺麗さとかではなく、そこに写っている物の記録に意味がある事が多いような。
もちろん集合写真や、旅先の思い出を綺麗に残すのも良いですが、集まってパシャっと言う気楽な写真にも大事な事がたくさんあるのではないでしょうか。

さてさて、撮影結果は来週のお楽しみ。

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