今年の夏は久しぶりに楽しみなことが増えてきた。今現在、アメリカから義姉が遊びに来ているのに加えて、今後、東京での大学の旧友との飲み会、お客さんとの野球観戦、スイス在住の姉家族との再会などイベントが目白押しである。

一番楽しみな時期と公言していた年末よりも夏の方が楽しいのではないかとふと思った。しかし、あの年末の楽しさもたまらなく良いというふうに思うし、今年はなんの違いがあるのかと思った。

思いついたのは、楽しみに共通する部分は人と会うことであり、やはりコロナが収束に近づきつつあり、人々が会うということに抵抗が小さくなり、規制も緩和されてきているからだと思った。

人の悩みの大部分は人間関係である一方、人は本当に人に会うことによって楽しみ癒されるのだなとつくづく感じた。そして、相手がいてこそ、自分の楽しみがあり、人と会えるということがそれほどありがたいことということも感じさせられる。さらに、人は規制から解放された時に大きな喜びを感じて、爆発的な需要も生み出すということも感じた。

日本にはいろいろな規制があり、それが秩序を保っているメリットもあるかもしれないが、規制が成長を阻み、経済の成長のためには規制緩和が必要だと言われる。もっと自由な発想で規制緩和をするべき時にしていけば、人々の楽しみや喜びは大きくなるのではないかとコロナを経ることによってより強く感じられたという点ではコロナで学ぶことも多かったと言えるのかもしれない。

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