ばんそうしゃ@やる気を秘めた子供たち

外資系IT企業 ⇒そろばん教室経営(合同会社ばん蔵舎)|生徒数330名以上|受験に役立…

ばんそうしゃ@やる気を秘めた子供たち

外資系IT企業 ⇒そろばん教室経営(合同会社ばん蔵舎)|生徒数330名以上|受験に役立つ暗算力|指導者就任4年目で最高位暗算十段を輩出|子供の意欲を引き出す!|子供は声掛け次第でどうにでも変わる|本気で我が子を変えたいという保護者へ|心の教育は家庭の仕事

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自信をつければ他に波及する ~子供の力~

子供がADHDと診断された保護者と話しました。 涙ながらに1年間の苦悩と、悩みと戦ったことを話してくれました。 指導する立場からすると、正直その診断にはまだ早いとも感じましたが、 その傾向はあったかと認識はしていました。 時間はかかってしまい、他の生徒と比べると歩幅は狭いかもしれませんが、 少しずつ上達はしてきている。1つ出来るようになったことを褒めて、 昨日できなかったことが、今日できたら『大丈夫。』と 伝え続けていこうと話しました。 すぐに結果を求めてしまう親話して

    • 私立小学校に合格。『その後』の盲点。

      私立小学校にこの春から通われる子供たちも多いはずです。大変な受験戦争を勝ち抜き、将来の夢に向かって一歩を踏み出すことでしょうね。また、親も我が子を必ず合格させるという目標から、日々気苦労があったのではないでしょうか。ここでホッっと一安心ですね。 多くはいませんが、私の教室にも私立小学校に通っている子供たちもいます。そこで盲点とも言えることを少しお話します。 未就学児に受験をさせるということ私立小学校に入学するということは当然ながら未就学児に受験をしてもらうことになります。

      • 小学生は知らない ~合格するには練習をしなければならない事~

        以前、ツイートをした件でもう少し深堀。 最初に伝えなければならないのが、『努力する』からといって必ず『成功する』かというと、勿論そうではありません。 ただ『成功する』人は、必ず『努力をしている』。これはよく聞くフレーズです。 これはこれで、小さな子たちに教えていく必要がありますが、今回の話(ツイート)はその前段の話です。 そもそも論で、小学生は中間・期末試験というのが存在しないので、家で試験勉強をして”良い点数をとってやろう!”という概念がまずありません。 小学生に

        • 「やりなさい!」という言葉がトリガーとなっている子供たち ~恐ろしい結末~

          最初に結論から言うと、この『やりなさい!』という言葉がトリガーとなっている子供(生徒)たちは、 自立心が強くなる高学年あたりになる頃からでしょうか、物事を取り組むときの『気持ち』の入れ方や持っていき方が分からなくなります。 本人はそんな気持ちサラサラないのですが、取り組んでいる際に気持ちを入れるスイッチが分からなくなり勉強や習い事のスコアも伸びなくなる現象に陥るのです。 これは本当に残念というか、恐ろしいことですよね。まるでガス欠をおこした車のようなのです。 たとえば

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        自信をつければ他に波及する ~子供の力~

          我が子の心を育てるには、まず親が我慢です。

          こういう仕事をしているからでしょうか。 ここ数年は”我慢のデキない親御さん”とお会いする機会が多いです。 いわゆる過保護というものです。 我が子に対して ・先回りして手助けをしてしまう ・失敗させまいと横やり ・本当は自らデキるのところを、その前に”やりなさい!”と命令 親御さんの気持ちも分かります。 かわいい我が子のためと思って良かれと言動をとってしまうのです。 ですが、これ。 肯定感をさげ、さらには自立を阻害します。 そして自立のできない子供は、自己管理ができなか

          我が子の心を育てるには、まず親が我慢です。

          小学校入学前に身につけてほしい力

          少し前の記事になるのですが、 <幼児期の学習準備> 1.「生活習慣」= トイレ、食事、あいさつ、片づけなど生活していくために必要な習慣 2.「学びに向かう力」= 自分の気持ちを言う、相手の意見を聞く、物事に挑戦しようとする、等   自己主張・自己統制・協調性・好奇心に関係する力 3.「文字・数・思考」= 文字や数の読み書き、順序の理解など、幼児期から小学校段階での   学習に関係する力 ベネッセが、年少児~小学1年生の子どもを持つ母親、約5000名に対して調査した結果との

          小学校入学前に身につけてほしい力

          よく聞くフレーズ「ウチの子はダメなので・・・」

          本日は、教室を運営していて よく耳にする保護者からのフレーズをご紹介。 「ウチの子はダメなので・・・」。 であったり、 「デキが悪いので・・・」とか 「バカなので・・・」などなど、、(^_^;) ここ最近といいますか、数年前から 耳にすることが多くなりました。 声に出さなくても、心でそう思っている方も 意外といるのかもしれません。 私が思うに、これは都合のいい解釈、 ある意味大人の”逃げ”のフレーズと思っています。 何がダメで何が足りていないのか 追求することもな

          よく聞くフレーズ「ウチの子はダメなので・・・」

          【新年度】新たな習い事の季節 ~多くの習い事をする危険性~

          年度替わり。我が子に新たな習い事を…と考えている親御さんも 多いかと思いますので、習い事を経営している側からのメッセージです。 最近の子供はホント忙しいです。昔と比べて習い事の数も多いし 勉強する時間も増えているのでないでしょうか。 時代の移り変わりなんでしょうね。 習い事の数の多さに加え、子に対する親の期待もあるかもしれません。 忙しさにもレベルはあるかと思いますが、きっと昔の子供よりもタイムマネージメントが今の子供はうまいはず… はたして、そうなんでしょうか。

          【新年度】新たな習い事の季節 ~多くの習い事をする危険性~

          わからない…にも種類がある ~自立ができていない~

          教室で「わからない・・」と言うので、後ろで見てあげると、 (見ているだけなのに)できてしまう生徒がまだ数名います。 何なんでしょうか・・。(笑) 実は、”わからない”にも、いくつか種類があるんですが、  1.やり方(そろばんの技術)がわからない  2.そもそも今(次に)何をしていいかわからない  3.とにかく、そばで見てほしい(わからない) 前述の生徒さんは、まさに3.なんです。 少し厳しい言い方をしますと、、単なる”甘え”です。 このような生徒さんとは”距離感”が

          わからない…にも種類がある ~自立ができていない~

          一番大事なもの

          ちょっと子育てや教育とは離れるのですが、 心打つ記事に出会ったので、自分への戒めの意も含めて紹介します。 ある大学でこんな授業があったという。「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。 壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。 「この壺は満杯か?」 教室の中で学生が「はい」と答えた。 「本当に?」そう言いながら教授は教壇の下から、バケツいっぱいの砂利を取り出した。 そして、その砂利を壺の中に流し込

          子供の意欲を育てよう

          そろばんを指導している立場からのお話になります。 意欲がある生徒、ない生徒と個人差はつきものです。 おそらくは様々な要素から”意欲”というものは 形成されていることでしょう。 その様々な要素の一つを私は指導してきた中で 見つけたものがあります。 あくまで相対的な話になりますが、 意欲があまりみられない生徒に限って、 私たち大人があれもこれもと過度に干渉していることが 少なくありません。 「あれはやったか?これはまだか?」 最近の子供は忙しない日々を送っていますが、

          褒める・肯定する…が、なぜ学力向上につながるのか

          毎年開催している保護者会の資料の一部をご紹介してみます。 学力が向上する子供は、当然ながら努力ができる子供です。 上のスライドのように、実は努力ができるようになるにも 段階があるのです。 努力ができる子供は、 意欲がある 意欲がある子供は 自立ができている 自立ができる子供は 自己肯定感が高い、承認欲求が満たされている 多くの保護者は、これらの前段階を省いて 勉強しなさい、努力しなさい、と子供たちに押し付けます。 それだけでは子供たちは一向に机には向かうことはありま

          褒める・肯定する…が、なぜ学力向上につながるのか

          褒めて育てる…は時代錯誤なのか

          先日、”褒めて伸ばすことは時代に合わない”、 ”デメリットがある”と心理学者が話しているのをTVで見ました。 たしかに、もしかすると小学生高学年、もしくは中高生には 一部当てはまることがあるかもしれません。 ですが、とんでもありません。 未就学児や小学3、4年生くらいまでの子供には とにかく褒めないとダメです。 褒めることで、自己肯定感が高められ、 気持ちの安定感や承認欲求が満たされることから 前向きな気持ちとヤル気が湧いてきます。 【褒められていない生徒(子供)た

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