全部許せたらいいのに (49-50)
あれほどの熱い空気はどこに行ったのかと思うほど、今朝は冷気が漂っています。
相変わらず頭痛がするけれど、夫が早朝からゴルフに出かけたので起き上がることができました。
朝読書には向かないなと思いつつ、借りてきていたこの本を読んでみました。
あきらめて生きる癖がついた。明日何が起きるか予測がつかない、それがわたしの日常だった。その頃見る夢は、いつも決まっていた。誰かに追いかけられる夢。もう終わりだ。自分の叫び声で目が覚める。私は安心が欲しいだけ。なのに夫は酔わずにいられない。父親の行動は破滅的。けれど、いつも愛していた。どうしたら、信じ合って生きていくことが出来るのだろう―。(「BOOK」データベースより)
悲しい、それでいて愛おしい物語です。
読者の私は主人公の千映の親友秋代に近いな、と思いつつ、秋代ほどスタンダードな生い立ちなのに離婚を経験しているという、まさに現代の女性たちが映し出されていることに驚きを覚えました。
キーワードはDVなのだと思います。しかし、他のDVを扱った物語と少し違う感じがするのはなぜでしょうか?
悪いことにDVは体罰的なことばかりでなく、精神的なダメージによっても引き起こされ、ダメージの原因を作っている側に意識がないことも多いということです。
やはりDVから逃げる事は容易ではなく、DVは病気で根本的な治療がいります。DVが疑わしいときは早めに受診することが肝心だと思いました。
私の体調も悪いので、感想も支離滅裂ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。週末の金曜日、台風の大きな被害がないことを祈っています。
今日のバックミュージックは最新韓国ドラマのOSTでした。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。