今日の人生(2-50)
まずは嬉しいニュースですね。大坂なおみさん優勝おめでとうございます。
自分の主張もはっきりと示しつつ、善戦を重ね、決勝では逆転による勝利、お若いのに本当にメンタルも強くなっていると感じました。
さて「5冊だけの本屋」が主催されているブッククラブ”紅茶はアールグレイで”の今月の本を昨日読了しました。(昨日Instagramにもあげました)
むなしい日も、幸せな日も、おいしいものを食べた日も、永遠の別れが訪れた日も……。益田ミリさんの人生がつまり、初めて「死」について書いた著者の転換点となる最高傑作・コミックエッセイ。(「BOOK」データベースより)
ミシマ社発行「みんなのミシママガジン」に連載の人気漫画「今日の人生」4年分と書き下ろしを加えて、2017年に発行された作品です。
私にとって初の益田ミリさんの作品でしたが、コミック、所々に差し込まれているエッセイの一言一言がとても心に染みるものばかりで、読み終えるのが惜しいほどでした。
生きている時間のほうが長い
どんなに短い人生だったとしても
生きていた時間のほうが長い p74
映画や、音楽や、芝居や
そして、本を読むことは
自分の世界に
「手すり」をつけている
そういうことなのかもしれません p124
自分と違うというだけで
誰かの幸せを小さく見るのは
ちょっと違うんじゃないかと思った
今日の人生 p197
今日という日は誰にもあって、昨日とも違い、明日とも違うとても愛おしい1日、自分の人生の大切な1日であるということを、終始語っていました。
すでに続く第2作が10月に発刊予定です。
1作目がとても良かったので、2作目も読みたいと思っています。
ブッククラブに感謝です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しづつ涼しい時間が増えてきました。読書に最適な季節到来です。
是非、「心の手すり」を増やしていきましょう。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。