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昨日来店されたのは横浜からの女性
女王様シェービングをした後、どうも先生タイプに見えたので、お仕事は何ですかと訊くと
「外国人に日本語を教えています」とのことで、これは良いチャンスだと
「私は日本人とは何かを一言で表す言葉を見つけましたよ」というと
「それは何ですか」と興味を持たれたので
「それは水利共同体です。稲作は自分だけでは出来ませんからね、上流から順々にやっていき、下流まで田植えが済んだら、一旦水を止めて根を強くしてから、また堰を開けて水を流し、皆が水利の管理を連携してするのです」と説明すると納得の様子
そこで私が水利共同体を記した大論文?「性的豊饒儀礼としての大綱引きの一考察」の英語版を差し上げました😉

すると今日来店されたのはジャケット写真の二人↑😍
東京の有名美容学校の美術と文化の先生で、「ネットで調べて気になったので来ました」とのこと
そこで私のコレクションを説明し、「理容という職業から、どういう文化が生まれたのかを知りたくて集めたのです」とコレクションが持っている歴史と物語を解説しましたが
ここでも日本人とは何かを
「ブラタモリでも安曇野や高千穂の水利がどう造られたかを説明してましたが、水を平等に分ける文明が日本人の精神を創って来たかまで行けば完璧だったのに」と説明し
「この本は幕末から明治に来た外国人が日本人をどう観たかという膨大な史料を集めたものですが↓

多くの外国人が日本人ほどが平和で幸せに暮らしている民族はいないのに、西洋化することが果たして良いことなのかと、自問自答しています
著者の渡辺京二氏は、この本は失われた文明を記録するために書いたと述べていますが、水利共同体で読み解けば、もっと失われた文明が何か解ったでしょうね」と言うと、二人共この本をメモメモ
話が弾んで大変楽しい出会いになりましたが
また私の「バカの一つ覚え」で迷惑を掛けてしまったかな😫

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