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私の町には断崖絶壁に立つ国宝の投入堂がある
その写真を撮った土門拳は
「日本で一番美しい建物はと尋ねられたら躊躇なく
投入堂と答える」と応えたという
山形がリアリズムの巨匠、土門拳を生んだなら
鳥取はモダニズムの巨匠、植田正治を生んだ😍
砂丘に人物を絶妙に配置したモダンな演出写真は
ウエダ調と呼ばれ世界で通用する写真言語になった😍
植田氏に師事した写真家に池本喜巳氏がいる
氏はウエダ調を思わせるモダンで前衛的な作品で知られていたが
ある時、フランスの写真家の撮った障害者の作品を見て
「写真はここまで写せるのか!」と衝撃を受け
以後地域に残された風景や文化、人物を記録するようになったという
それは「近世店屋考」や「三徳山投入堂」に結実しているが
解説も達意の文章で綴られている😍

日本海新聞の連載から
ジャケットは池本さんのホームページから借りました

先日、池本さんに「文章も上手いですね」と言うと
「俺は高校の時ビリだったんだぜ」と衝撃の告白😮
「そうですか、実は私もビリでした」と白状しましたが😅
この話を知人や友人にすると
「俺も」「自分も」と意外な人から告白が相次いだ
一人は大きな病院の事務長を勤めたY氏
「七人の侍」の志村喬演ずる勘兵衛を思わせる
智力と胆力を持ち合わせる人で絶大な人望があるのに
とビックリ😮
次は高校の同級生で、公務員を退職してから何を趣味にしようかと
絵と川柳の内、先に100作品を作った方を選ぼうとしたら
川柳が先に出来たので、川柳を始め
今では全国的な賞をとり、新聞の川柳の選者になったM氏😍
そしていま一人はユニークな写真で人気のあるブロガーで
格闘家でもあるあのT氏😍
と錚々たる人が揃ってしまった
まあ、高校でビリでもなんとかなるものですが
平野レミさんや、世界床屋遺産の私も入れて考えると
ナンバーワンよりオンリーワンということかな😅

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