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今朝は地域の「惣事」
「惣」というのは室町時代に荘園を越えて、農民が水や山を管理するために作った共同体を言う古い言葉ですが
その伝統を継いだ以前の惣事は、水路の周りの雑草を抜いたり
詰まった土砂を除去して、水の流れを良くするために行われていました
しかし今の惣事は、観光地として景観を保持するために雑草を除去するようになったようです😅
これも住民が農業から離れ、観光業が主な産業になったからでしょうが
これから水利共同体の水を分け合う精神はどうなるのか?と思っていたら
テレビのDASH村では棚田の田植えをやっていて、見入ってしまいました😍

ジャケット写真にある棚田の4段目が水が漏れてしまう😫
原因を調べると、土壌が赤土で、木を抜いた穴が地下にあり、水が貯まらないのではないかという結論になった
そこで他の棚田から水を分けてもらおうとするが、それは他の田んぼに行くものだからと
水が多くて田んぼに出来なかった場所を溜池にして

そこからパイプで水を引くことにすると


一番下の田んぼに水が絶えず送られるようになり大成功😍


水が復活して見事な田んぼになりました😍
この後水口の水温が低いため、稲の生育が悪いので
水口から田んぼをぐるりと回る溝を掘って水温を上げる試みも成功
地域が稲作の水利共同体で無くなってから、一世紀になりますが
DASH村の小さな水利共同体、勉強になります😍

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