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【雑記】自分は所詮、温室育ちで、今も温室の中にいる

久しぶりに話した友人たちに、余暇の過ごし方を聞いてみた。
私はこのご時世もあり、最近は、家の中でできる趣味に打ち込むことが多い。
コロナ禍により、外食や旅行の時間が浮いた分、新たな趣味を増やしている。
コロナで何もできないと嘆くより、この状況でもできることは結構ある。
これを機に、色々な趣味に挑戦して人生を豊かにしたいと思っているので、人に余暇の過ごし方を聞くことが多い。楽しそうなものがあったら、取り入れたいと思っているからだ。

冒頭で、余暇の過ごし方を聞いた友人たちは、口を揃えてこう言った。

「休日の半分は家事で潰れる。もう半分は…何してるかな…」

ここでハッと、気づいてしまった。
私は時間に余裕があり、ゆるっとした暮らしをしているから、いろんな趣味にトライして遊んでいられるけど、世の中、そういう人ばかりじゃないんだった、ということに。

考えてみたら、私は本当に、時間に余裕がある。
お金持ちではないが、かなりの時間持ちだ。
主な理由としては、以下の通り。
・転勤帯同生活により、扶養内の時短勤務
・夫婦二人暮らし
・夫は自分のことは自分でやるタイプ
・便利家電(食洗機・ドラム洗濯機・ホットクック)フル活用
・ミニマリズムを取り入れ、日常のタスクは極限まで効率化

効率化など、自分で工夫して行っている部分があるが、それよりも、恵まれた環境にいるという点が、極めて大きい。

過去を振り返ってみても、つくづく自分は、温室育ちだな〜と思う。
なんだかんだ、親やその他の環境に守られて生きてきて、今は夫に守られている。
夫は夫で、所属している企業に守られている。
転勤生活で、難易度が高いイベントが発生することはあるものの、転勤を逆手に取ったメリットの方が大きいと、私は思う。

そんなことを考えていると、結局自分は、一生ぬくぬくとした温室の中で過ごして、無意識的に、ここから出られないんだ、ということに気づいた。

温室から、積極的に出たいとは思わない。出たくても、出られない。
だからこそ、気づいたら温室の中で腐っていた、という状況にはならないようにはしていきたい。

今日は連休2日目で、東京ではオリンピックが閉幕する。
温室の外は寒そうだけど、逞しく生きている人を見ると、とても眩しい。

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