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ニート経営者 17話

ある日の東京池袋の街散歩



小さい頃からyackは散歩が好きだった。
考え事をしながら歩く、恐らく死ぬまでやるだろう、ニートな生活をしてるのでいくらでも歩けるし、考えれる

2021年
池袋という長年住んでいる街を散歩している時の回想である。

北口からスタートする
中国語が飛び交う、コロナでも中華系の店は開いている。どんな事態が起きようともこの国の人は元気だろう

平和通りに差し掛かる
コンビニの前に歳の離れた男女、男がATMでお金を下ろし女に渡す、そして別れたあとにまた同じ場所に女は立っている
見た目は小綺麗だが全身から独特の安いオーラがする。純愛なんだろう

街を歩いている若い女が全員売春婦に見える。

陸橋を渡り東口に出る、ホームレスの炊き出しがよくある公園だ。コンビニで一本酒を買う

しばらくすると夜が更けて来た
見ると若い人ばかりが外で飲んでいる。
年寄りを殺したいんだろうコロナで
トラブル事もちょろっと見る、コロナで働けないとか、家追い出される、実家に帰ろうかな、大学辞めるかも、パパ活してみようかな、などなどヘビーな話題がちらほら耳に入る。

少し歩きサンシャインシティ近くの公園
貧困支援の窓口に並ぶ人、明らかにおじさんなのに何故か女装してる人
承認欲求もここまでくると汚物だ。


そして物件近くの公園に来た。

もうすぐ夏で靖国参拝の時期だが。この国の様子を過去の英霊が見たらどう思うのだろう?これが暮らしたい未来の街、日本なのだろうか

豊かな国日本なのだろうか
金だけじゃないが何をするのにも金が必要だ。
身体売らずにすむのも、家を追い出されないようにするのも、学校に行くのも、人に認められるのも

江戸時代
士農工商エタヒニンという身分制があったが
正社員>派遣社員>バイト>日雇>ホームレス

決められ

今の時代親が金持って無い若者が公園でやさぐれて飲んでるのかなとも思った、貧困の連鎖だ。

消費される人生

上がる税金増える非正規
国自体が格差を作り金持ちを作って、大多数の負け組を作っているような気がした散歩であった。

今社会や世間、国、職場から自分はいらない存在人間だと思っている人


強くタフに生きる時代令和だ
安心してくれ
陽はまた昇る

#暮らしたい未来のまち

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