ヘレディタリー/継承

2018年公開、アメリカ制作のホラー映画です。

アリ・アスター監督が手掛けた最初の長編映画にも関わらず、21世紀最高のホラー映画と評されるほど優れた作品です。

簡単に説明すると、日本のホラーとアメリカンホラーを混ぜた雰囲気でしたね。

最初から最後まで不気味な雰囲気の描き方が抜群に上手く、観る人に恐怖と嫌悪感のような物を感じさせます。

ある一家のお婆さんが亡くなる事からストーリーは始まるのですが、その一家は決して順風満帆という訳ではなく、何か歯車の合わないような気配がするんです。

母を亡くしたアニーはグループセラピーに参加するのですが、そこで自分の近親者が精神疾患患者だらけで、全ては自分のせいだと思ってる事を話します。

そんな中、妹のチャーリーを事故で死なせてしまった兄のピーターはパニック状態で、家族に事故のことを話さずに朝を迎えます。

アニーの悲痛な叫び声が響く中、チャーリーは埋葬されるのですが、その後の一家は見ていられない程の深い悲しみに包まれています。

アニーの夫であるスティーブのみが冷静で、感情的にならずにいるのが唯一の救いですかね…

一家の空気がおかしくなる中、アニーはグループセラピーで出会ったジョーンに唆されて、怪しい降霊術に参加してしまいます。

最初は拒否するアニーでしたが、降霊術でチャーリーを呼び出そうとしてしまいます。

果たして、家族を巻き込んだ降霊術によって何が起こるのか…!

正直な感想…この映画、かなり重いです( ̄▽ ̄;)

扱っているテーマもそうですが、全体的な雰囲気というか気配が重くのしかかってくる感じです。

ですが、ホラー映画ファンの方は一見の価値アリかなとも思いました。

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