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学生インターン東南アジアでホテル経営#Ep.11 死にかけたホテルを救え!? 〜優しさの形〜


今日が最後の日だ。

日本人として、最後の最後までいつもどおりに仕事をして、
日本人って最後までちゃんと働くんだ〜😲 というのを見せつけてやるぞ❗️

といつも通り、仕事をしていた。


ホテルオーナーがバイクに乗ってくる。
ホテルオーナー
「カイト、行くぞ!」

カイト
「どこにですか?」

ホテルオーナー
「ショッピングモールだ」



モールに着く。


並べ過ぎや!、(笑)
モールの中はどのお店もこんな感じ。
センスのかけらもない。
いやむしろセンスの塊か?


ホテルオーナー
「何か欲しいものがあったら言って、買ってあげるから」

どうやら、今まで無賃で頑張ってくれたので、何か買ってあげたいと言っているようだ。

子どもかわしゃ😑


丁重に断る。

カイト
「お気持ちはありがたいですが、自分はいりません。
そのお金を使って、スタッフの給料として使うか、投資として使うかにしてください。スタッフはね、給料が払われなくて困っている。だから彼らが喜ぶ形で使ってあげて?」

ホテルオーナー
「カイトが頑張ってくれたんだから、カイトのために使いたいと言っているのに、なんでスタッフのために使わなきゃいけないんだ?笑
カイトに何か買ってあげなきゃ私はアンハッピーだ」


ん〜。

なかなか伝わらない。
彼は悪い人ではない。ただスタッフのことを考えてあげられないだけだ。
それぞれ優しさの形が違う。


カイト
「私は、あなたがそのお金をビジネスに投資してあなたのビジネスが成功することが私の幸せですよ。」

と言葉を変えて断るが。
何度言ってもわかってくれない。


正直に言うと、ラオスで特に欲しいものはない。


掃除のためのブラシが欲しかったよ。
その時はしぶったくせに。今はずいぶん寛大だなあ(笑)

が、買わないと帰してくれなかったので、Yシャツを買っていただいた。



17時半ごろホテルに戻ってくる。
今日の夕食はみんなと食べれるよう準備するからとホテルオーナーは言って去っていった。
待つ。


ようやく始まった。

夜の23時半からな!!!👊
なんで事前にそう言ってくれなかったんだよ!!!


スタッフみんなとイスラム式でご飯を食べた。
右手を使ってなんとか食べる。
左手は絶対に使わないらしい。右手は神(上)の手、左手は“下”の手らしい。



やはりみんな慣れてるから上手い。自分は半分もいかないうちに手が疲れた(笑)
左手はぜったい使えないし、、

へっぽこな右手を使っているカイトを見兼ねてか、
スプーンを使うか?と言ってくれたが、断った。意地で!!!



最後の晩餐は、楽しかった。
本当にみんなと会えてよかった。そんな気持ちでいっぱいだ。
食事が終わり、0時半をまわる。

最後の夜だ。

荷造りが終わって、部屋は自分が来た時とほとんど変わらない。匂い以外は。
洗濯物を干したりしていたので、洗剤のいい匂いが残る。
寂しい。
明日は大友さんのレストランに引っ越しだ。
と思いつつ、眠りにつく。

明日起きることはこの時はまだつゆ知らず..

to be continued..💤

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