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伊藤大海選手が語る球質データとMA-Q

こんにちは。練習改革 by mizunoです。

今回は、伊藤大海選手へのインタビューをご紹介します。球速や回転数、回転軸のデータをプロ野球選手がどのように活用しているか知り、皆さんのMA-Qを利用した練習に役立ててください。

伊藤大海選手(北海道日本ハムファイターズ)インタビュー

Q1: 普段、投球で回転数や回転軸を意識していますか?
A1: 試合後にデータを振り返って、「この球がかかってたのか?」のようにファールになった球の感覚とデータを照らし合わせます。球速だけでなく、回転数や回転軸についても確認します。

~解説~
感覚とデータの照らし合わせを行って、課題確認や目標設定を行っていると思います。また、こちらの記事でもありましたが、ラインや推進力という軌道も重視していると伺えます。回転数、回転軸はボールの軌道に大きく影響するので、投手にはぜひ軌道にも着目してほしいです。


Q2:なぜ、回転数や回転軸を意識するのか?
A2:実際に打者が感じる速さとスピードガンの数字にギャップがあるときに、回転数や回転軸の確認が必要です。また、スライダーも曲げに行く投げ方とストレートに近い投げ方で、回転数に違いがあるので、自身の感覚と実際のデータを確認します。

~解説~
球速だけでなく、回転数や回転軸を意識しているポイントを答えてもらっています。打者を打ち取るために、必要なデータは球速だけではないと感じているそうです。自分の特徴は何か?球速なのか?変化量なのか?は、高校生平均と比較したり、捕手と相談して、自分なりの目標設定をして練習を積み重ねてほしいです。どのように変化量に影響するのかを、色々な投げ方でデータを振り返ってほしいです。


Q3: 変化量などもわかるMA-Qですが、高校時代にあればどう使いますか?
A3: (Q1,Q2で答えたような分析ができるので、)高校生のときに身近にあれば計測に活用したかった。本当に欲しかったです。

~解説~
高校時代から、自分の感覚と客観的なデータを比較する分析をしたかったと思われます。
気軽に使えるMA-Qであれば、ブルペンでもキャッチボールでも計測ができますので、効果的なトライ&エラーを積み重ねてください。


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