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【音樂】そして附随する想念

YouTubeで何曲か
デイヴィッド・J.のソロとかジャズ・ブッチャー
それでも思ひつく事は何もないんだけれど
音樂のせいにするつもりもない
たゞの私の深夜のルーティンワークだ
「ヴァーグナーは子供の為の音樂」とでも云ふやうな
知見は何の為にある?
徒然と、
こゝで既に表題に叛して
詩は音樂を離れる - 今現在はカタパルトに
それは地下に幾つか並ぶ
石づくりの棺なのだ
私たちは飛ぶ準備を、身を横たへて、
何処かで雫が落ちてゐて...
イメージは完全に「蘇生」だ。

大古代エジプト文明展
或ひは 未讀のミカ・ワルタリ
更には包帯でぐるぐる巻きになつてゐるミイラ男
なんとでも言へ
サン・ラの才がちらついてゐるが
捨てられたものが復権を こちらをちらちら
覗き見しながら願ふ。さうだ
「君と手を繋ぎたい」
これから始めて堂々の分裂・仲違ひ、まで
それが60年代 -
だが實際は私たちは飛べない
飛ぶと言ふ事をリクリエーションにした
全くのバカが混じつてゐたからだ。
飛ぶと言ふのは
生きる、の同義であるべきなのに
ないがしろにしやがつた!

そして冬の散歩道(笑)

そして、世代論ではない
豊穣...
ばらばらになつた体躯を
拾つてゆく物語
河底にはたつぷりの泥土
これで來年も更なる数の慾望を受け止める事ができる。ラララ、
(先に自轉車を治せよ)
山となつた否アンカウンタブルになつた
古着の一着、拾ひ上げ
またお前の身体の一部とするのだ。

サクソフォンのキイが壊れた
パパから貰つたクラリネットが
混濁をブロウするには
ちとやわだつたやうだな...ほうら見ろ、
詩は音樂から獨立し得るものか
結婚式には呼んどくれ 何回めかの。
C.S.ルイスは負けた!
いつだつてウィリアム・ブレイクの勝利で終はる
だから私もそれに倣はうと思ふ、

ブレイクの勝ちだ。

〈諦めの一つとしてわが星の背に反轉してゐる焔を置かう くにを〉

©都築郷士

筆者近影。


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