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「忙しマンが、成果を上げられない理由」_ロジラテ思考

いつも「忙しい! 忙しい!」と連呼している人がいます。

もし、そんな忙しマン「この仕事をお願いできませんか?」
っとお願いしても「今、忙しいんです」と断れたり。。。。

メッセージを入れても既読にならず、やむを得ず電話すると
「いま忙しいので、後ほど連絡します」っと言って放置されたり。。。

こんな経験ありませんか?
今日は、忙しマンの生態についてお話したいと思います。

1.「忙しい」の意味を調べてみると

「忙しい」をネット検索すると、こんなことが書いてありました。

1)用事が多くてひまがない。いそがしくて休む間もない。せわしない。

2)気がせいて落ち着かない。せかせかしている。せわしない。

                     引用 Weblio辞典

要約すると、常に何かに追われて、自分を見失っている状態を言います。

こんな状態では、目の前にある問題ばかりに気を取られて、成果をあげることなんてできませんよね。

そうならないためにも、忙しマンとはどんな人達なのか解説したいと思います。

2.忙しマンの4つの特徴

忙しマンを観察すると、4つの特徴があります。

【忙しマンの特徴】
1)目指す姿、目的、目標、課題、戦術を意識しない人達
2)成果が上がってないのに、やった感が強い人達
3)明日の仕事を、今日やろうとする人達
4)他人の時間を奪っていることに、気づいていない人達

早速、この4つの特徴を細かく見ていきましょう。

特徴1)目指す姿、目的、目標、課題、戦術を意識しない人


忙しマンがよく言うセリフ。。。。

・目指す姿?目的?目標? そんなことより、これやらないと!
・戦略?戦術? そんなの頭がいい人が考えることでしょ?
・それはわたしの仕事じゃないですから。。。

つまり自分がどこに向かって仕事しているのか、分かっていない人達です。


特徴2)成果が上がっていないのに、やった感が強い人達

忙しマンは、休む間もないくらいエネルギッシュに仕事をしますが、戦略戦術を意識していないために成果をあげられない。

忙しマンは、他人に対する不満が強く、攻撃的な人達が多い。

特徴3)明日の仕事を、今日やろうとする人達

忙しマンは、明日の仕事を今日やっておくことが美徳と考えています。

しかし明日になったとき、想定していた状況が大きく変ったとしたら、
今日「やったこと」は使い物にならず、時間の浪費することになることを知りません。

それより日々、やるべきことは
・戦略戦術が正しいのか? 間違っているのか?
・計画した「やるべきこと」を追加・削除・修正する。
・「やるべきこと」の日程を修正する。
・今日の「やるべきこと」をやり切ったら帰る。

※詳しくは「時間節約術」マガジンで解説していますので、ご興味あればご参照下さい。


特徴4)他人の時間を奪っていることに、気づいていない人達

忙しマンは、よく「後ほど連絡します」と言いますが、この言葉にはこんな意図が含まれています。

・貴方の話なんて聞く暇はありません。
・貴方の話は、私には優先度が低いことです。
・暇になったら連絡するので、それまで待ちなさい。

つまり、他人の時間を奪っていることになります。
※「後ほど連絡します」ではなくて、「〇時に連絡します」といってくれれば、他人の時間を奪うことは避けられるのですが、忙しマンは分かってくれない!

3.誰でも忙しマンになるかもしれないリスク


もし、忙しマンが近くにいたら、近寄らないことです。
一緒に仕事しても、成果には繋がりません。

やむを得ず一緒に仕事をせざるを得ない場合は、あてにしなくても良い仕事を任せてしまえば問題ありません。

もし自分が、目の前の仕事に忙殺しかけたら、すこしだけ時間を作って自分が立てた「目指す姿、戦略戦術、やるべきこと」を見直してください。

そうすれば、いま解決すべき問題と、解決しなくても良い問題がはっきり見えて、忙しマンにならずに済みます。

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ロジラテ思考マネジメントにご興味を頂きましたら、以下のマガジンを是非お読み下さい。

きっとお役に立てるはずです。









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