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AIが求めるビジネススキルは、「怠け力」&「質問力」です。

昨年 チャットGPT4がリリースされ、11月にGPTSがリリースされ、さらに今年の1月にGPTSストアがリリースされました。

この潮流は、今後私たちのビジネススタイルが大きく変わることを意味します。

今日は、私自身が昨年よりAIに触れて実感したことを書きました。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

1. リーダーに求められる能力が変わった

チャットGPTは、私たちの働き方をどう変えるのか?

それは、これまで求められてきた仕事の能力の定義が大きく変わることです。

かつては、仕事ができる人の条件は「記憶力が良い」「行動力がある」でしたが、今後仕事ができる人の条件は「怠け力」と「質問力」が必要になります。

きっと読者は、「え!? 怠け力? 仕事を怠けてどうするの?」と思われたでしょう。でもここで言う怠け力とはそれとは違います。

【怠け力と質問力とは何?】

「怠け力」とは、すべてを自分一人でやろうとせず、メンバーの強みと行動特性を知り、適正な人材を成果に繋がる仕事に配置して、メンバーに生産性の高い仕事をさせることです。

「質問力」とは、成果に繋がる情報を引き出して問題解決に導く能力です。AIの時代は、成果に繋がる情報を引き出すために、AIやメンバーに本質的な質問する能力が求められます。

2. AIとの協働作業の目的は、自分とメンバーの「強み」の発掘と、「変化」の発掘で成果をあげること。

「強み」とは、自分が得意とすることで、社会や人々に貢献することです。

例えば
医者の強みは、どんな病でも命を救うこと。
大工の強みは、快適で頑丈な家を建てること。
消防士の強みは、人命を救う技術と志。

などが強みと言えます。

これまで、サラリーマンは「貴方の仕事はなんですか?」と問われたら、殆どの人は「〇〇株式会社で〇〇部に所属しております。」と答えます。

つまり、「強み」=「帰属」です。

しかし、AIがビジネスマネジメントに関与する時代になると、そのような人達は強みを持たない平凡な作業員として淘汰されていくことになります。

今後リーダーに求められる能力は、以下の2つです。

【マネジメントで求められる能力】
・AIと協働して、高度な「質問力」でチームメンバーの強みと行動特性を見つける能力
・AIと協働して、高度な「質問力」で変化を見つける能力
・変化から見出した仕事に、適切な人材を配置する能力

【マーケティングで求められる能力】
・AIとの協働作業でいち早く市場の変化を捉え、イノベーションの種を探す能力

さて次は、上記の2つの能力を発掘して成果あげる方法について話を進めます。

人間の短期記憶は1000分の1秒しか保持できず、どんどん新しい情報に置き換えていきます。

しかし、不思議なことに過去に読んだ本や起こったことはちゃんと記憶しています。どうしてでしょうか?

その理由は、1000分の1秒で学んだことを瞬時に前の情報と繋げてストーリーにし、脳の奥深くに記憶しているからだそうです。

これまでのAIは、単にデータを記憶するだけで情報をストーリーにすることはできませんでしたが、チャットGPT4は膨大なデータを関連付けてストーリーにすることができるようになりました。

つまり、メンバーとの会話や報告をAIに覚えさせると、分析と整理が始まりそこからメンバーの「強み」や「行動特性」を教えてくれるようになったのです。

リーダーは、AIがアウトプットしたメンバーの強みや行動特性を検証し、AIが見いだした変化をメンバーとのコミュニケーションを通して検証し、その上で適正な人材を仕事に配置する事がミッションになるでしょう。

※詳しい方法をお知りになりたい読者は、メッセージしてください。

3. AIとの協働で起こるマネジメントの変化

チャットGPT4の登場は、私たちの働き方に大きな変化をもたらします。

繰り返しになりますが、AI時代のマネジメントとは次の3つに集約されます。

・AIと協働して、高度な「質問力」でチームメンバーの強みと行動特性を見つける能力
・AIと協働して、高度な「質問力」で変化を見つける能力
・仕事に適切な人材を配置する能力

このAIを活用したビジネスマネジメントをもっと知りたい読者は、是非メッセージください。
今後コミュニティを作ろうと思っています。




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