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人生に正解ってある?

正解はこれしかないと決めつけるから辛くなるし、これが幸せだと決めつけるから、そこにたどり着けない人が苦しむことになると萩本欽一さんが語っていました。

また、萩本さんは、幸せに正解なんかあるはずがなく、みんながそれぞれに、幸せのアドリブを演じていけばいいし、そして、それを互いに認め合えばいいとも語っていましたね(^^)

人の価値観に合わせて幸福論を考えても、それが自分に当てはまるとは限らないから、自分が満足でき、充実できることが何かを基準にして考えてみる。

他人の価値観や一般論ではなく、自分の価値観で満足できることを目指して、ね!

また、一般論や他人の基準が、そのまま自分の満足度や充実度と同じとは限らないから、こうあるべきだという型にこだわらずに、自分が納得できることをしていきたいよね。

自分にとって何が大事で、どうなれることを望んでいるのかを考えてみてください。

正しい答え、正解を追い求めて、なかなか見つからず疲れちゃった・・・・・・なんてことはありませんか?

人生での正解は、たくさんあったり、なかったり、時によって違ったり、いろいろあるのに、つい学生時代のクセなのか、何が正しいのか正しくないのか、で振り回されてしまうことがあります。

学校のテストでは、いつも正しい答えが一個、必ずありましたから、その習慣を大人になってからも引きずってしまうのでしょうか。

テストはそれでいいけれど、人生にはそうした黒白つかないときがけっこうあるし、見方考え方ひとつ、また状況や年齢が変わればまたベストの答えも全然違ってきます。

そんなときは、どうやって正解を作っていったらよいのでしょうね。

しかも、自分のための正解、the right one that works for you right nowというか、その瞬間、自分のためになる選択、というのかもしれません、ね。

ここが大事!

つい、他の人がそれでうまく行っているからまねしてみるけれど、自分に当てはめてみるとうまくいかないときもあります。

ここでまた「あの人はうまく行っているのに、私は・・・・・・。」と落ち込んでしまっても勿体ない。

人によって状況も環境も考え方も見方も、パーソナリティも違うのですから同じものがうまくいかなくても、当たり前くらいに思っていましょう。

誰かの答えは、参考にもなるし、モデルにもなるけれどそれが絶対的に自分にとって正しいとは限らない、と準備しておくだけでよいのです。

心理学者であるリチャード・カールソンは、「答えやアイデアが必要な時は、データに頼らず心をからっぽにすれば正解や最善の解決策が向こうからやってくる。」と言っていたけど、売り手の立場、教える立場、上司の立場、親の立場、今のあなたの立場を一旦忘れて、頭の中を空っぽにして、リラックスして考えてみることがポイントだと考えています。

先入観を持たずに、真っ白な気持ちで状況を見つめてみる。

そして、常識や過去の経験にとらわれないで考えてみることで、何かの切欠が見えてくるはずです。

さて、そうすると、選択するって難しい・・・・・・とつい、つぶやいてしまいそうになりますが、ここはその「難しい」を飲み込んで!

難しいと言ってしまうともっと難しくなります。

この瞬間だってシンプルじゃない(ときもある)のに、わざわざさらに自分でさらにややこしくしないこと。

結局は正しい答えというよりも、そのときそのときの自分で選んだ答えにOKをすること、納得すること、自分で出した答えを信頼することに鍵がありそうです。

もしそれができるなら、いつでも自分にとっての正しい答えはあります。

もしかしたら、時がたてば正解ではなくなるかもしれない。

他の誰かにとっては正解ではなくて認めてもらえなかったりするかもしれない。

けれど、自分で出した結論・選択に納得できず、信頼できず、OKできないとき、その答えにはいったいどれくらいの意味があるのでしょう。

いつでも自分の答え(選択)に、胸を張ってこれでいいと心から思えることのほうが良いではありませんか。

そしてまた大切なのが、自分の答えをあまり理論的に説明できなくてもかまわないこと。

心がOKを出していたら、それでいいじゃない、と思ってみること。

認めてもらいたい、受け入れてもらいたい、という気持ちが強いと、理論的に説明しようしたりしてときには言い訳じみてしまったりして。

それもなんだかヤな感じです。

私の出す答えが他の人と違うのは、悪いことじゃないむしろ違う人間なんだから、答えそのもの、また答えの出し方も違っていて自然だ、と思ってください。

どうしても誰からも認められる正しい答えにこだわってしまうときは、誰からも認められたら一体何が手に入るのか、考えてみるのもいいでしょう。

誰かに認められたいのはみんな同じだけれど自分の心を犠牲にしてまでなら、何か理由があるはず。

その理由がわかったら、別なアプローチもできます。

人生にはユニバーサルな正解はなくても、自分のための正解なら、自分で作れると思って自信を持っていてください。

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