見出し画像

バランスもいろいろ

物事には常にバランスがあります。

需要と供給や、収支のバランス。

貿易にもバランスがあるし、最近は、ワークライフバランスも耳にします。

アメとムチのバランス、優しさと厳しさ、なんてのもありますし、ものの見方やパーソナリティに関するバランスもあります。

過ぎたるは及ばざるが如し、これもバランスの大切さを表す代表的なことわざです。

そういえば、私の記事やスタイルも、やわらかさもある中に、現実的で実践的で、適度に厳しさみたいなものもあって、そのバランスに注意しながら書いています。

で、今日のバランスで何を考えていただきたいかというと自分と周りとのバランスや、自分の中のバランスです。

よく、自分が何かしてもらいたいなら、人にまず何かしてあげなさい、といわれます。

まあ確かに先行投資が必要なのは事実です。

それに自分は投資しないのに、周りにはしてもらう、というのもいかにもバランスが悪い。

でも常に自分が先に、という順番でなければいけないかというと、そうでもないのです。

その「してもらう」「してあげる」という表現にも少々問題はありますが、何かを与えるのと、受け取るのと順番は常に一定ではありません。

先に受け取ってから、周りにも与える、なんてシチュエーションもあるでしょう。

だから、周りから先にいろいろとしてもらうことも、ありです。

それから、まず自分から、の精神がありすぎて人から受け取るのを忘れてしまうことはないでしょうか?

人にいろいろしてあげるのはけっこうだけれど、自分も人からいろいろと受け取ることも大事。

やはりバランスをとっておくほうが、後々不公平感が生まれません。

でないと、いずれなんで私ばっかりなの?となります。

また、人間には、受け取るしかできないときがありますよね。

どの人もそうです。

それに対して、自分は何もまだしていないからと受け取れないでいるのは、とても残念なこと。

申し訳ないと思うよりも、ありがたく頂戴して、それをどうやって還元できるか考えていくほうが、自分のためにも周りのためにもなります。

それから、もっと別なバランスもあります。

人のことは信じるのに、自分を信じない。

逆もあります。

人に対しては、良いところを見てあげようとするのに自分にはしない。

もちろん、逆の人もいますね。

こんなのも、バランスが悪い。

人には優しく、自分には厳しく、というのがありますがこれも使い方次第です。

自分に高いスタンダードを掲げることと、自分に厳しくすることは同じじゃなくたっていいはず。

自分に対して高いスタンダードを持ち、自分にやさしくいることも、良いことです。

本当の優しさは甘えじゃありませんし。

自分に厳しくすれば、いつでも何でもやる・できるかというとそうでもないのですから。

いずれにしても、あなたのバランスは、どんなものでしょう。

バランスが悪いと感じるなら、どこをどう調整したら気分良くバランスが取れるでしょうか?

こんなライフバランスの見方もあるので、考えてみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?