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気持ちが乗らない日

なんか、気持ちが乗らない日ってあります。

そのために、ホントはやろうと思っていたことがなんだかイマイチできない日。

私もそう。

みなさんにも、こんな風になんか乗らない日はあるはず。

まあ、この世の終わりではなし。

こんな日、どうしていますか?

「ものごとを美しくするのも醜くするのも、すべて人間の気持ちのもちかた次第で、ものごとそれ自体は事実にすぎない。」田辺聖子(小説家)

気持ちが不安定で否定的になってしまっていたら、全てが悪循環になってしまうので、いま起きていることを、前向きにとらえられるように、考え方の練習をしておいた方が良いのだけれど、そんなに固く考えないこと。

そのためにも、いまどんな考え方になっているかで、心の健康状態をチェックしてみる感じで、私がお勧めしたいのは、とくにやらなくても困るのではないならこの際、乗らない気分を認めて受け入れ、それもよしとしてみること。

ちょっと休んでみること。

または何か全然違うことをやってみること。

しかも、罪悪感を感じずに、です。

ここが一番大事。

「人は必ずしも無理に幸福を求めることはしなくてもよい。わざわいを受けることが無ければ、それが幸福なのである。」佐藤一斎(儒学者)

乗らない気分を受け入れても、それが罪悪感になったら、つまらないし、気が重たくなります。

また無理にやろうとして、事故になったりケガしたりしても困ります。

致命傷になるような大きなダメージがなければ、それだけもありがたいって思えるだけでも良いと思います。

失われたものよりも、あるものの中から、将来の希望を見出して、今あるものに感謝して、そこから何かを見つけ、成長していければ、なお良いと思うけど、今日は一日休みをもらったのだ、くらいに思ってみると、少し気分は変わってきます。

本当にやるべきこと、本当にやらねば困ることならどこかのタイミングでやるようになります。

やらずに過ぎていくのは、やらないでも済んでしまうからです。

ということは、やるべきことをやっていないときにはやらずに済んでしまう理由をもう一度見つめてみるのもいいでしょう。

そして、本当にやるべき理由、できたらいいな、ではなく、これを私はやろうと思う理由、やりたい理由をもう一度クリアにしてみるのもいいでしょう。

そうやって考えてみると、もしかしたら、やるべきことだけれどやりたくないことなのかも。

それをどうやって自分のメリットとできるか、考えなおしてみるのもいいのです。

人は、自分のやることが究極的に自分にとってプラスにならないと、腰が上がらないもの。

たとえ、それが他の人のためであっても、その人のためで自分がハッピーになれる、など何か自分にメリットがあるはず。

自分にとって何が何でも必要で、どうにも否定できないほどメリットがある、という風に見られるようになるにはどう考えたらいいのか、考えてみる良い機会になります。

ものはいつでも考えよう、見方次第でどうにでも色の見え方は換わってくるものです。

「否定的な考えが頭をもたげてきたら、意識して肯定的な感情と取り替えることを試みなさい。」ジョセフ・マーフィー(思想家)

否定的なことでも、その見方次第で肯定的な言葉に置換えることができるから、物事を一つの視点だけでなく、いろんな角度から見れるようになるためにも、否定的な言葉を、肯定的な言葉に変化させる訓練をしていくことも必要です。

ところで、私のように書かないことが特別誰かの迷惑にならないのとは違い、たとえば私が仕事しないと仲間が困るような場合は、どうしましょう。

仲間だからそれをサポートしてくれる人たちならいいけれど、そうでない場合は?

こんなときは、自分にとって今大事なことは何か、をもう一度考えることができます。

無理しないことが大事なのか。

もしかしたら周りには一時的に迷惑をかけてしまうかもしれないけれど、それでも自分にとって今は休んでみるのがいい、と判断するのか。

または、今は自分がちょっと無理をしても周りに迷惑をかけないことが大事?

状況によって、自分の状態によって答えは違ってきますがもしかしたら、勇気を出して自分の気持ちを優先してみるのもいいかもしれません。

自分の道を選ぶのは自分であり、歩くのも自分です。

最終的には自分で決めなければ、良くも悪くもいつか後悔することになるから、将来後悔しないように、いま自分がベストだと信じる決断をしてみてください。

自分のことを決めるのは世界中に自分一人しかいないのだから・・・・・・

間違っても、後悔が残ったとしても、自分が決めた事実が、やがて力になってきます。

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