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【本棚のある生活+α】2023年9月に読んで面白かった本と見応えがあった映画

今年の9月から思い立って始めた自主企画?でもないけど、毎週、週末(現状、毎週、土曜日にアップ予定。)にでも、月毎に読破した本と鑑賞してみた映画を備忘録として紹介しています(^^)

月イチペースで、今月、読んでみたい本とかを、先月の内にリストアップして、特に、今月何冊読むとか決めずに、通勤時とか隙間時間等を活用して読んだりしています。

読書の面白さ、醍醐味は、まさに思わず夢中になってしまうことかもしれないね。

とはいえ、読書では、勉強や仕事のために、夢中になれなくても、読まなきゃいけないこともあります。

そして、いろんな読み方があるだろうと思う。

話は変わりますが、ちょっと前の記事を読んでいたら、「読みさす」という言葉が出てきました。

「読み止す」と書きます。

「読み終わらずに、中止すること」という意味です。

そういわれれば、「読み流す」とか「読み違える」とか、「読み」の後に、いろんな言葉がついて、「読む」ことのいろんな状態を表わすものがありましたよね。

ちょっと調べてみたら意外とたくさんあって、驚きました。

次のようなものがありましたよ。

読み上げる/読み漁(あさ)る/読み誤る/読み合わせる/読み入る/読み落とす/読み返す/読み替える/読み掛ける/読み聞かせる/読み切る/読み下す/読みこなす/読み込む/読み過ごす/読み捨てる/読み立てる/読み回(た)む/読み溜める/読み散らす/読み付ける/読み解く/読み飛ばす/読み取る/読み慣(なら)ふ/読み馴れる/読み悪(にく)い/読み耽(ふけ)る/読み破る/読み渡す

意味のわからないものは、辞書を引いて調べていただければと思いますが、いろんな「読む状態」があるものなんだって、改めて日本語の表現の豊かさに驚きました。

そういえば「読書からはじまる」の中で長田弘さんは、言葉は平等なものだけども、人と人を違えるのも言葉だと述べていました。

大事なのは、言葉で、自分を表現することだと、誰もがそう思っているし、そう言われています。

言葉を、人間の家来と見なせばそうですが、実際は違うんでしょうね。

問われるのは、言葉で、自分をどうゆたかにできるかではなくて、自分は、言葉を、どうゆたかにできるか、なのでしょう。

言葉のゆたかさというのは、たくさんの言いまわしを、あれこれ揃えることではありません。

美辞麗句は、言葉のゆたかさを意味しません。

そうではなく、むしろ、限られた言葉に、どれだけ自分をゆたかに込められるかが、言葉にとっては重要なことなのだと思います。

例えば、吉本隆明さんの「言語にとって美とはなにか」は、書かれていることがまるでわからないと解説者が言ってしまうくらい難解な本なのですが、

「定本 言語にとって美とはなにかI」(角川ソフィア文庫)吉本隆明(著)角川書店装丁室(デザイン)

「定本 言語にとって美とはなにかII」(角川ソフィア文庫)吉本隆明(著)角川書店装丁室(デザイン)

本書の中で、言葉には、2つの側面があって、指示表出(物事を指し示す役割)と自己表出(自己の内面が表に現れ出ること)が有って、これらの表出機能を獲得した時、人間の発する音声が、晴れて言葉になると述べています。

また、丸山圭三郎さんは、「言葉とは何か」の中で、言葉の持つ力について、

「言葉とは何か」(ちくま学芸文庫)丸山圭三郎(著)

特に、ソシュールの言語観について触れており、言葉があるから、僕たちは世界を認識できることを確認したと述べていました。

要するに、ソシュールが言いたいこと(言語観)とは、言葉によって、感情が生まれるんだよってことなのですが、貧しい語彙では、自分の感情を貧しくするし、豊かな語彙が、自分の感情も豊かにする。

吉本氏の言語観は、人間の主体を肯定する性質が強く、ソシュール氏の言語観は、人間の主体を否定する性質が強く出ています。

実際、私たちは、言葉やシステムといった外的な要因に支配されているのだろうけど、言葉に意志的であろうとし、且つ、人間を諦めようとしない、人間への信頼を感じる吉本氏の姿に惹かれます(^^)

人は、良く分かり合えないとか、性格の不一致とかといって、相手とのコミュニケーションを閉ざしがちです。

必要なのは、どういう言葉で、相手とのコミュニケーションを図っていたかなのかなってことが大切だと感じます。

言葉なんか、毎日、好きなように、好きなだけ使っています。

全然、不自由していないと、そう思おうとしています。

しかし、そのように思おうとしながら、本当は、そうではないのではないかという不安があるのも事実です。

というのも、自分を表す言葉に不自由していないと感じているために、どういう言葉が自分に必要なのかということを、誰もが考えなくなったのかもしれませんね(^^;

自分がどういう言葉を使って、どういうことを話しているのかなどと考えないところに、自分を置いて話すことが当然のようになっているためです。

けれども、ふと見まわすと、どこにも自分という存在がなくなっています。

これからは、どんな言葉を、どれだけきちんと使っているか。

あるいは、どれだけきちんと使えないでいるかが、それぞれを違える、とても大事なものになってゆくだろうと思います。

私たちは、自分達の頭を、自分達が信じてもいない言葉のがらくたで、一杯にしてしまいかねない危うさを持っていることを忘れないでいたいですね。

言葉のゆたかさとは、

①どういう自分であるかを語ることができる

②みんなおなじなかでお互いがどういう人間であるか

③お互いにどういうふうに違っているかをすすんで語ることができる

そういうゆたかさにほかなりません。

日常に普通にある言葉を、どのように使うか。

言葉は、それが全てだからです。

だとしたら、言葉というのは、使い方の問題です。

自分がどういう言葉をどう使うか。

その言葉のなかに、自分をどう表してゆくか。

それができるか、できないかが、これからコミュニケーションを行う上で、いちばん重要な錘となってゆくのだと思います。

人にも器量があるように、言葉にも器量があって、言葉を使う人との結びつきで、ゆたかにもなり、貧しくもなってゆくのでしょうね。

みながみな、おなじにもつ言葉を、かけがえのない自分の言葉にできるものは、ひとつだけです。

自分は、自分の言葉というものを、どう結んでゆくかという言葉に向き合う態度こそが、心の方向を、相手にちゃんと伝えられることに繋がっていくのかも知れませんね(^^)

ということで、2023年9月に読めた本や観た映画の中から、特に面白かった本(3選)と見応えがあった映画(5本)のご紹介です。


【特に面白かった本3選】

1.「ホラー小説大全 完全版」風間賢二 (著)

ホラー小説とは、読者を怖がらせることにほとんどの力点がおかれているのだそうです。

ほぼ、読者を怖がらせるためだけの小説。

怖い本が嫌いな者には苦痛以外ナニモノでもない小説ですね。

しかし、本書は、怖いだけではなくて、18世紀から21世紀までの海外ホラー小説の総合ガイドの名著だった同名の本を大幅増補した完全版ガイドです。

通読しなくても、興味のある部分だけ拾い読みするという楽しみ方もできると思います。

もちろんホラーの歴史をちゃんと知りたいという読者にも親切な設計になっています。

それにしても、怖い対象や恐怖の対象って、地域・国によって全く異なりますよね。

日本のホラーが海外でどこまで通用するのか。

反対に、海外のホラーが我々日本人にどこまで通用するのか。

気になるけど、日本における海外ホラーの総合ガイドとして、これから決定版として読み継がれていく書物といえますね。

【参考記事】

2.「江口寿史美人画集 彼女」江口寿史(著)

本画集は、2018年から2020年にかけて、 金沢21世紀美術館、 明石市立文化博物館、 しもだて美術館で約5万人を動員した「江口寿史イラストレーション展 彼女」を再現する内容になっています。

「『彼女』とは、 恋人であり、 妻であり、 娘であり、 母親でもあります。 クラスメイトや同僚や幼なじみ。 もっと様々な関係性もあるでしょう。 そんなすべての女性に対する憧れと尊敬の気持ちを込めて、 ぼくは『彼女』たちの絵を描き続けています。 」(江口寿史)

観覧者からの質問で、今回の彼女の表紙に、この絵を選んだ理由を問われて、江口寿史さんは、「これは、僕の現状で一番新しい描き方なんじゃないかな、と思う絵だからですね。」と答えていました。

横顔は何度も描いてきたそうですが、うなじ側にまわったこの角度の横顔はこの作品で初めて描いたそうです。

目と鼻と口がちょうど一直線のライン上に並ぶっていうのが難しいところで、なかなか目と鼻の角度が決まらなかったそうで、三、四枚は失敗したのだとか。

江口寿史さんは、林静一さん描いた横顔が一番好きで、その横顔をいつも意識してきたと話されていて、この表紙の横顔は、林さんも描いてない角度だなと満足して、だからこそ表紙にしたそうです。

【参考記事】

この表紙の横顔って、すごくドキッとしますよね。

目が合ってないのに、こっち向いて欲しいような、向いて欲しくないような。

こっちを向くかもしれないし、そっぽを向いてしまうかもしれないっていう、次のアクションが見えてきそうな、そういう絵です。

こちらから何か話しかけなきゃいけない、そういうアングルであり、観る人の思いを掻き立てる感じの画集だと思います。

3.「母という呪縛 娘という牢獄」齊藤彩(著)

医学部を9浪した経験のある娘(当時31歳)が母(58歳)を刺殺し、そのバラバラの遺体を河川敷に遺棄するという事件が、2019年に滋賀で起こりました。

娘は、殺人の直後にツイッターに「モンスターを倒した。これで一安心だ。」と書き込んだのですが、その不穏な文言は、今でも削除されないまま残されているそうです。

タイトルの通り、その呪縛と牢獄の不自由さに縛りつけられるような読み心地が続き、読むのが苦しくなってきます。

この本には、裁判での証拠として提出された、母と娘のLINEのやり取りが多数紹介されているのですが、それが本当に生々しいです。

母が娘の努力、才能、容姿、そして思想を全否定し、自らを裏切られた被害者として振る舞うやりとりには、あかりへの同情も生まれます。

実際に、懲役15年の1審判決から2審では、10年に減刑されています。

しかし、絶望ばかりでもありません。

著者は、巻末の謝辞で「髙崎妙子氏のご冥福を心よりお祈りするとともに、あかり氏が新しい人生を切り開かれることを祈念しています」と締め括っていました。

あかり氏は刑期を終えたら、いずれ自分も罪を犯した人間の立ち直りを支援したいのだと思っていることに、少しすくわれた感じがしました。

親子関係に実際に悩んでいる方には、正直刺激が強すぎると思いますが、ぜひ読んでもらいたい本です。

【見応えがあった映画】

1.「グレイテスト・ショーマン」

19世紀に実在した興行師、P.T.バーナムの半生を描写したミュージカル作品です。

やることなすことうまくいかないバーナムは、家族を幸せにするため、誰も見たことがないグレートなショーを作ることを計画します。

そして、サーカスやオペラ公演を次々と成功させます。

しかし、その活躍を快く思わない者もおり・・・

彼の人生は、社会や時代に翻弄されてしまいます。

ショーの様子など、豪華なビジュアルが目を引く本作。

バーナムの成功、挫折、再起に至る道のりや、彼の周囲の人間模様など、ストーリーも充実しており、軽快な音楽が物語への没入度を高めています。

非難に打ちのめされ、失敗を重ねても挑戦をあきらめないバーナムの姿勢が見る者の心を奮い立たせてくれると思いますよ。

2.「グリーンブック」

ドン・シャーリーの愛称で親しまれるピアニストと、彼の友人にまつわるエピソードを基に制作された作品です。

舞台は、人種差別が色濃く残る1962年のアメリカです。

腕っぷしが強く、ナイトクラブで用心棒を務めるトニーは、ある日、黒人の一流ピアニストのシャーリーのツアー運転手として雇われることになります。

粗暴だが情に厚いトニーと几帳面で潔癖症なシャーリー。

正反対な2人でしたが、互いのトラブルに対して助け合うようになっていきます。

違いを認めあったうえで尊敬しあう。

そして、友情を育んでいくさまが、とても美しい作品です。

互いの友情が光る爽やかなラストシーンは、温かい気持ちにさせてくれるでしょう。

3.「TENET テネット」

この作品は、完全に自由意志を否定する立場でストーリーが構成されていると思われます。

これまで、過去に戻る映画のストーリーは、主人公の自由意志の存在との矛盾をなくすために、パラレルワールドを用意していました。

しかし、本作品は、パラレルワールドを廃しおり、ストーリーが無矛盾になっているように見えます。

本作品では、自由意志の非存在と格闘する主人公がそのまま描かれていることがとても素晴らしですね。

もちろん、映画の中にも、その答えはありません。

自由意志を否定したがっている人に、この映画を推薦します。

4.「セッション」

狂気に満ちた指導者、偉大なドラマーを目指す主人公。

音楽経験がある人なら誰もが知っていると思われますが、指揮者が指揮を始める瞬間に訪れる一瞬の緊張感が非常うまく描けています。

そして、まるで地球の反対側の鳥の声が聞こえるようなヒリヒリした空気感の表現が抜群です。

また、屈折した音楽指導と主人公の人格の変化、文字通り血の滲むような痛々しい努力の日々。

それが、とんでもないラストシーンへと繋がります。

あの瞬間のカタルシスったらありません。

ネタバレしたくないので、感想は、ここまでにしておきますね。

観てない人は、是非観てみて欲しい作品です。

5.「オクトパスの神秘 海の賢者は語る」

タコと人間の交流を映し出した、衝撃のドキュメンタリー作品です。

ちょっとした時間があるとき。

未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方に、この映画をお勧めしたいと思います。

まさかタコに泣かされるとは思わなかった神秘体験ができるかもしれません。

タコが愛犬のように、一人の人間と仲良くしている姿をとらえた本作の場面は、誰もが驚かざるを得ない映像の力を持っていると思います。

本作に出演し、撮影をしているのは、南アフリカの映像作家クレイグ・フォスター。

彼はかつてアフリカ南部のカラハリ砂漠に住む狩猟民族サン人の生活を追った作品を完成させています。

その後、サメを間近に捉えるなど危険な映像素材を撮り続け、長い間、極限の状況に身を投じたことで、心身ともに疲れきっていたといいます。

そんな彼の傷ついた心を呼んだのは、幼少期に長い時間を過ごした、岬を囲む荒々しい海でした。

しかし、このような豊かな生命活動を育む水中の森が、いま危機にさらされているといいます。

海藻は、陸地に近い沿岸に繁殖するのですが、そこは、人間の生産活動の影響を大きく受けてしまうエリアでもあります。乱獲や温暖化はもちろん、最も懸念されるのは、人間の出す汚染された物質が流れ込むことです。

陸からは見えない場所だからこそ、誰かが強く声をあげなければ、海洋の破壊は止まらないんでしょうね。

【二言三言】

映画「クイーンズ・ギャンビット」

よくある天才が成り上がるストーリーとも違っていて。

女性活躍ストーリーとも一線を画してもいて。

自分の脆さと向き合う新しい女性の主人公の脆さは、弱さではないことを描いています。

その点が、女性が持つ見えないプレッシャーから解放してくれるように感じられて、チェスの仕組みを知らなくても、一人の女性の生きざまとしてのストーリーが見応えたっぷりな本作。

次の視聴作品に迷ってる方は、ご覧になってみてください。

【参考記事】

【補足情報(ネタバレ注意!)】

映画「ザ・グリード」

海に浮かぶ豪華客船を舞台に、未知の巨大モンスターが大暴れするSFパニックものです。

目的不明の武装部隊を乗せた密輸船が東シナ海上で豪華客船アルゴノーティカ号に遭遇。

だけど、そこには、スリを働いたために倉庫に軟禁されていた美女トリリアンしかいなかった。

3,000人の乗客乗員の姿がどこにも見られなかった。

そして、密輸船の船長フィネガンと武装部隊のリーダー、ハノーバーらの眼前に突如奇怪な触手が現れます。

アルゴノーティカ号は、深海から浮上した未知のタコ型巨大生物(モチーフはクトゥルフ神話に登場するクトゥルフと思われる)に襲われ、人々は、生きながら喰われ、溶かされていいくのでした・・・

【参考記事】

【おまけ情報(その1):目に映るすべてのものはメッセージ】

言葉が生成するプロセスへの敬意。

つまり、成熟と自分以外のものへの敬意の関係については、「困難な成熟」の第3章「与えるということ」の一節が参考になるので紹介させて頂きまますね。

「困難な成熟」内田樹(著)

敬意は、成熟の前提条件ともいえるものです。

(以下、引用)

「贈与は「私が贈与した」という人ではなく、「私は贈与を受けた」と思った人間によって生成するのです。

「目に映るすべてのものはメッセージ」(ユーミンの「優しさに包まれたなら」)

この感覚のことを「被贈与の感覚」という。

「カーテンを開いて、静かな木漏れ陽の、やさしさに包まれたなら、きっと、目に映るすべてのことはメッセージ」

聴いて、はっとしました。

これは贈与論ではないか、と。

「目に映るすべてのことはメッセージ」ですよ。

この感覚のことを「被贈与の感覚」と僕は申し上げているわけです。

誰もメッセージなんか送っていないんです。

木漏れ陽は誰かからのメッセージじゃありません。

ただの自然現象です。

でも、ユーミンはそこに「メッセージ」を読み出した。

自分を祝福してくれるメッセージをそこから「勝手に」受け取った。

そしてその贈り物に対する「お返し」に歌を作った。 

その歌を僕らは聴いて、心が温かくなった。

「世界は住むに値する場所だ」と思った。

そういう思いを与えてくれたユーミンに「ありがとう」という感謝を抱いた。

返礼義務を感じたので、とりあえずCDを買った。(昔なので、買ったのはLPですけど。)

そして、はじめてこの歌を聴いてから35年くらい経ってからも、こうやって「あれはいいね」という文章を書いている。

贈与は形あるものではありません。

それは運動です。

人間的な営為のすべては「贈与を受けた立場からしか始まらない。

そして、市民的成熟とは、「自分が贈与されたもの」 それゆえ「反対給付の義務を負っているもの」について、どこまで 長いリストを作ることができるか、それによって考慮されるものなのです。

そのリストが長ければ長いほど、「大人」だということになる。

皆さんにしてほしいのは、ユーミンが歌ったとおり、 「目に映るすべてのことはメッセージ」ではないかと思って、 周りを見わたして欲しいということ、それだけです。」(「困難な成熟」)

【参考記事】

【おまけ情報(その2):推し本】

★こんな方にオススメ★

推し:蛸・タコ・たこ・たこ焼き・オクトパス

推し本:他の人にすすめたいお気に入りの本のことです。

推し本お披露目:

「タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 ヒストリカル・スタディーズ」キャサリン・ハーモン・カレッジ(著)高瀬素子(訳)

「たこやき」熊谷真菜(著)

「蛸 ―想像の世界を支配する論理をさぐる―」ロジェ・カイヨワ(著)塚崎幹夫(訳)

「たこやきのたこさぶろう」長谷川義史(著)

「タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源」ピーター・ゴドフリー=スミス(著)夏目大 (訳)

【リストアップした書籍】

「ホラー小説大全 完全版」風間賢二 (著)

「江口寿史美人画集 彼女」江口寿史(著)

「step ― Eguchi Hisashi Illustration Book」江口寿史(著)

「書こうとするな、ただ書け ブコウスキー書簡集」チャールズ・ブコウスキー(著)中川五郎(訳)

「母という呪縛 娘という牢獄」齊藤彩(著)

「ステータス・ゲームの心理学 なぜ人は他者より優位に立ちたいのか」ウィル・ストー(著)風早さとみ(訳)

「執念 覚悟に潜む狂気」合戸孝二(著)

「日本の覚醒のために 内田樹講演集」(犀の教室)内田樹(著)

「世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?」(14歳の世渡り術)松本俊彦(著)

「カイエ 1957-1972」シオラン(著)金井裕(訳)

「元気は、ためられる」トム・ラス(著)坂東智子(訳)

「レペゼン母」宇野碧(著)

「帰りたい」カミーラ・シャムジー(著)金原瑞人/安納令奈(訳)

「書くのがしんどい」竹村俊助(著)

「非エリートの勝負学」マッコイ斉藤(著)

「傷つきやすいアメリカの大学生たち 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体」ジョナサン・ハイト/グレッグ・ルキアノフ(著)西川由紀子(訳)

「才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法」マシュー・サイド(著)山形浩生/守岡桜(訳)

「歴史とは何か 新版」E.H.カー(著)近藤和彦(訳)

「黄金虫変奏曲」リチャード・パワーズ(著)森慎一郎/若島正(訳)

「ギャンブル依存症サバイバル ―パチンコ・スロット・競馬・競輪におぼれる人を救済するため、患者・家族・医療者に贈る指南書」熊木徹夫/ギャンブル依存症研究所(著)

「人生談義」(PHP文庫)松下幸之助(著)

「それからの帝国」佐藤優(著)

「21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点」ダニエル・ゴールマン/ピーター・センゲ(著)井上英之(監修, 訳)

「やりなおし世界文学」津村記久子(著)

「嫌いなら呼ぶなよ」綿矢りさ(著)

「N/A」(文春e-book)年森瑛(著)

「Slowdown 減速する素晴らしき世界」ダニー・ドーリング(著)遠藤真美(訳)山口周(解説)

「調べる技術・書く技術」(講談社現代新書)野村進(著)

「認知行動療法の哲学」ドナルド・ロバートソン(著)東畑開人/藤井翔太(訳)

「われら」(集英社文庫)エヴゲーニイ・ザミャーチン(著)小笠原豊樹(訳)

「やってみたくなるアディクション診療・支援ガイド アルコール・薬物・ギャンブルからゲーム依存まで」松本俊彦/佐久間寛之/蒲生裕司(編)

「人はなぜ依存症になるのか 自己治療としてのアディクション」エドワード・J・カンツィアン/マーク・J・アルバニーズ(著)松本俊彦(訳)

「1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀」速水健朗(著)

「「カッコいい」とは何か」平野啓一郎(著)

「くじ引きしませんか?―デモクラシーからサバイバルまで」(法と哲学新書)瀧川裕英(著, 編集)岡﨑晴輝/古田徹也/坂井豊貴/飯田高(著)

「天然知能」(講談社選書メチエ)郡司ペギオ幸夫(著)

「普通という異常 健常発達という病」(講談社現代新書)兼本浩祐(著)

「博士が解いた人付き合いの「トリセツ」」カミラ・パン(著)藤崎百合(訳)

「ギャンブル依存症 当事者から学ぶその真実」吉岡隆(編)

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