社会起業家・クリエーター/Hiroyuki AKASHI

グリーンノートレーベル(株)代表取締役・場ヅクル・プロデューサー/多摩美術大学プロダク…

社会起業家・クリエーター/Hiroyuki AKASHI

グリーンノートレーベル(株)代表取締役・場ヅクル・プロデューサー/多摩美術大学プロダクトデザイン卒業/広島県出身、東京のまちづくりコンサル会社役員を経て、富山県に移住/カフェやホテルのオーナー/マガジンハウス「clocal」に連載/https://ba-gnl.jp/

マガジン

  • WEBメディア執筆記事&掲載まとめ

    WEBメディアに執筆させて頂いた記事の記録、またメディアに紹介して頂いた内容のまとめです。

  • GNLプロジェクト #マチザイノオト

    マチザイノオトは、絶滅が危惧されている様々な「まち財=マチザイ」をノーティング(発掘・記録・支援)することで、日本のローカル文化を再構する社会的活動です。 その地域の歴史や文化に育まれた「物語性」を背景として、その地域だからこそ生まれた「必然性」を有して創作・継承されたモノ・知恵・景色(超ローカルコンテンツ)のことを「マチザイ」と呼んでいます。それらは、単体を一見するだけでは、なかなかその価値や本質が理解されにくいという特徴を持っています。 「マチザイ」は、経済性や効率性とは一線を画しているため、市場経済では成り立ちにくいものが多くあります。しかし、日本人のアイデンティティ(心のよりどころ)を支えている「見えざる価値」を内包しているため、理屈抜きで次世代に受け継いでいきたいと考えています。

最近の記事

社会起業家とその応援者の存在が、地域をガンガンと変えていく。

この記事では、富山県で活動する社会起業家の明石博之の活動紹介、そして富山の未来について考えていること、最後に活動のマニフェスト、私を応援してださる方の募集について書いています。 1.「気づいてしまった」という責任から。普段は、古い町家や商業ビルをリノベして、そこに新しい価値を生み出す「場づくり」という仕事をしています。コンセプトなどの構想段階から、具体的な空間デザインなどに至る幅広い領域を手がけています。単に「空き家を活用する」という取組みでなく、まちの魅力づくりに貢献する

    • 校舎が必要ない時代は来るか?

      北日本新聞紙面にて、氷見市久目小学校が近隣小中学校との統合により、校舎が空き舎となった記事を見つけました。 少なからずの人が母校を無くした経験があるでしょうし、これからさらに統廃合による母校消滅は増えるはず。 こういう話題に触れるたび、「そもそも学ぶための校舎って必要なのだろうか?」という疑問が湧いてきます。 学生のうちは、同い年、同じ世代の人たちと同じ教育を受けるわけですが、その基本コンセプトのために必要な場所が校舎です。言わば、社会と断絶された空間であり、隔離された

      • リノベのススメ「colocal コロカル」連載記事まとめ

        仕事と生活の両方をローカルシフトして以来、いつかはこのWEBマガジンの企画<リノベのススメ>に記事を書きたいと思っていました。 2018年、念願かなって、富山で活動しているリノベーションまちづくりプロジェクト「マチザイノオト」をライターとして執筆することになり、全8回の連載記事として掲載していただきました。 「コロカル」はマガジンハウスが発行するWebマガジンです。日本の“地域”をテーマに、2012年1月に運営を開始しました。いま、日本のローカルにはたくさんの魅力がありま

        • #4 ローカルだから、カフェは面白い(2)

          前回の記事、「ローカルだから、カフェは面白い」の続きです。 今回は、店づくりに向けたリアルな思考プロセスについて書きました。私が仕事で提供できる価値のエッセンスが詰まっています。 全国各地でまちづくりのコンサルをしていた頃から経験したことをもとに、考えに考え抜いた仮説を具象化する試みです。 書き始めると、とりとめがなく、散乱した文章となるので、仮説を要素ごとに分解してみて、まとめてみました。ぜひ、ご覧下さい。 二周回って、プロダクトアウトの時代。ここは、富山県のなかで

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        • GNLプロジェクト #マチザイノオト
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        記事

          #3 ローカルだから、カフェは面白い(1)

          私は、富山県射水市を流れる内川のすぐ側にあるカフェ「uchikawa六角堂」を経営しています。今年でオープンして7年になりますが、年間2万人くらいのお客さんが訪れるカフェになりました。 移住した土地で、素敵な町並みと出会い、そこで見つけた築74年の空き家をリノベーション。なぜ、こんな田舎の片隅の漁師町でカフェをやろうと思ったのか、どれほどの勝算があったのかとよく聞かれます。 今まで新聞、雑誌、テレビなどのマスコミの取材では、読む人、観る人にわかりやすく伝わるため、あんまり

          #3 ローカルだから、カフェは面白い(1)

          #2 アトピーでも外食を楽しみたい

          地方に来てから、アトピー再発。東京時代よりも、健康的な食事をしていたにも関わらず、身体中の皮膚がカサカサに、我慢できない痒みと痛みに襲われました。あの忌々しい、アトピー性皮膚炎が再発したのです。 ある程度の原因と対策はわかっていたのですが、今度の場合は、複雑で根が深そうです。過去の経験や本などを参考に、自分で人体実験を繰り返し、記録を取り、原因らしきこと、対策の仕方はある程度わかってきました。 <アトピー性皮膚炎になりやすい体調> 腸内環境が良くない。精神的ストレスが溜ま

          #2 アトピーでも外食を楽しみたい

          #1 外食のノーマライゼーション

          地方出張でのご馳走は、「ハレの日」の特別な料理だった。大学を卒業後、約15年間、東京にある地域活性化のシンクタンクに所属しながら、地方のまちづくりに関わる仕事をしていました。 月の半分は地方出張という日々。仕事で仲良くなった地元の人たちと一緒に、美味しいものを食べて、夜通し語るのが出張の楽しみの1つでした。 仕事柄、出張先の地域でお会いする方の多くは、地元の事をよく知り、普段から飲食店をよく利用しているようでした。そういう方に連れていってもらう店では、かなり高い確率で、美

          #1 外食のノーマライゼーション