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校舎が必要ない時代は来るか?
北日本新聞紙面にて、氷見市久目小学校が近隣小中学校との統合により、校舎が空き舎となった記事を見つけました。
少なからずの人が母校を無くした経験があるでしょうし、これからさらに統廃合による母校消滅は増えるはず。
こういう話題に触れるたび、「そもそも学ぶための校舎って必要なのだろうか?」という疑問が湧いてきます。
学生のうちは、同い年、同じ世代の人たちと同じ教育を受けるわけですが、その基本コンセ
#4 ローカルだから、カフェは面白い(2)
前回の記事、「ローカルだから、カフェは面白い」の続きです。
今回は、店づくりに向けたリアルな思考プロセスについて書きました。私が仕事で提供できる価値のエッセンスが詰まっています。
全国各地でまちづくりのコンサルをしていた頃から経験したことをもとに、考えに考え抜いた仮説を具象化する試みです。
書き始めると、とりとめがなく、散乱した文章となるので、仮説を要素ごとに分解してみて、まとめてみました。
#3 ローカルだから、カフェは面白い(1)
私は、富山県射水市を流れる内川のすぐ側にあるカフェ「uchikawa六角堂」を経営しています。今年でオープンして7年になりますが、年間2万人くらいのお客さんが訪れるカフェになりました。
移住した土地で、素敵な町並みと出会い、そこで見つけた築74年の空き家をリノベーション。なぜ、こんな田舎の片隅の漁師町でカフェをやろうと思ったのか、どれほどの勝算があったのかとよく聞かれます。
今まで新聞、雑誌、
#2 アトピーでも外食を楽しみたい
地方に来てから、アトピー再発。東京時代よりも、健康的な食事をしていたにも関わらず、身体中の皮膚がカサカサに、我慢できない痒みと痛みに襲われました。あの忌々しい、アトピー性皮膚炎が再発したのです。
ある程度の原因と対策はわかっていたのですが、今度の場合は、複雑で根が深そうです。過去の経験や本などを参考に、自分で人体実験を繰り返し、記録を取り、原因らしきこと、対策の仕方はある程度わかってきました。
#1 外食のノーマライゼーション
地方出張でのご馳走は、「ハレの日」の特別な料理だった。大学を卒業後、約15年間、東京にある地域活性化のシンクタンクに所属しながら、地方のまちづくりに関わる仕事をしていました。
月の半分は地方出張という日々。仕事で仲良くなった地元の人たちと一緒に、美味しいものを食べて、夜通し語るのが出張の楽しみの1つでした。
仕事柄、出張先の地域でお会いする方の多くは、地元の事をよく知り、普段から飲食店をよく利