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韓国 雑談ねた 2024.4.22 英エコノミスト紙「韓国、高所得先進国10カ国のうち2番目にインフレ脱出」

今日は、雨が降ってジメジメします。今日も 1日ご安全に。


勢いに乗るインド…来年には「世界4位の経済大国」日本追い越す

来年の日本の国内総生産(GDP)規模がインドに押されて5位に下落する見通しだと日本経済新聞が21日に報道した。かつては米国に次いで2位だった日本は、2010年に中国、昨年はドイツにそれぞれ追い越された。

国際通貨基金(IMF)によると、2025年にインドのGDPは4兆3398億ドルで日本の4兆3103億ドルを抜いて4位になると予想された。

昨年10月のIMFの見通しでは2026年にインドが日本のGDPを超えると予想したが今月IMFが提示した修正見通しでは逆転時期が1年さらに前倒しされた。

円安により日本のドル基準GDPが大幅に減少した影響が大きかった。

ここにインドが人口増加により高速成長中でもある。

インドのGDP規模は2014年に10位だった。だがIMFの予想値を見ると、インドは2027年にはドイツも抜いて米国と中国に次ぐ3位の経済大国になる見通しだ。

昨年日本はGDP規模で55年ぶりにドイツに抜かれGDP順位が4位に落ちた

日本は一時米国が脅威を感じるほど高速成長した世界2位の経済大国だったが、2010年に中国に押され3位になるなどGDP順位が後退する状況だ。

https://japanese.joins.com/JArticle/317691

 日本下げ記事は、韓国では人気なので、日本のネガティブな内容は必ず記事になる。これを見て韓国は、もう日本も終わった国という認識になる。

 日本は過去にないくらいの円安なので、ドル換算したGDPも低くなる。経済指標がドル換算されれば、なんでも下がる。これは為替によるものだ。

 韓国のウォンも、激下がり中なのだが、いつものように韓銀が介入して、ドルを売り、ドルを下げ、ウォンを上げている。アメリカの景気が良くて、インフレが止まらず、政策金利を下げる予定が、下げるどころではなく上げるかも知れないくらいの状態だ。

 政策金利の差で、どこの国でもドル高、自国通貨安になっている。介入したところで、大きな流れは変えれない。ドルを溶かし続けているので、韓国は、国民年金が持っている海外資産がほとんどドルなので、その10%だけをドルからウォンに変えることで、ドルを入手して、また為替介入する。

 ただ、金利差という大きな流れの中で、一般的には高額でも、市場からすれば小川程度の金額の介入では、大きな川の流れまでは変えれない。

 アメリカのインフレの動向を見ながら、金利差をどうするか?これは、国内市場に大きな影響を与える。韓国で金利を上げれば、借金の金利が上がる。債務がGDPを超えるほどの借金大国の韓国では、金利を上げると生活がもっと厳しくなる。

 ただ、金利を下げても、今度は借金しても利息が少なくなるので、更に借金を増やすという状況になる。どっちにしても、良い結果にはならない。

 日本がGDPで世界5位になったとしても、韓国は更に低下するだろう。急激な少子高齢化と合計特殊出生率が、OECD加盟国の中で、 1人を切る韓国では、インドとは違って、人口が減る。もう、日本下げで喜んでいる場合ではないのだが・・・まあ、逆にそういう状況の時こそ、日本下げを行なって、国内から日本に目を反らせるという手法もありだ。

 インドも、カースト制度など社会的に解決しないといけない問題がある。人口が増えて、GDPが増えれば、なんでも解決するわけでもない。


屋根を突き抜けた韓国食料品物価、OECD35カ国中3位

韓国の食料品物価上昇率が約2年で経済協力開発機構(OECD)の平均を超えた。

21日、OECDが集計した資料によると、2月の韓国の「食料品・非酒類飲料」物価上昇率は前年同月比6.95%で、OECDの平均値(5.32%)を上回った。
 
OECD平均を超えたのはロシアのウクライナ侵攻が始まる直前の2021年11月以降、2年3カ月ぶりだ。

上昇幅も大きい。統計が集計された35加盟国のうち、トルコ(テュルキエ)(71.12%)とアイスランド(7.52%)に続いて3番目の高さだった。

主要国の食料品物価はウクライナ戦争が触発したインフレーション(物価上昇)が徐々に落ち着いて正常軌道に入ったが、韓国は依然として果物・野菜中心に物価が不安定なのが特徴だ。

世界の食料品・非酒類飲料物価は2022年2月ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに急騰した。ロシアは小麦と天然ガスの輸出国であるうえにウクライナは世界3~5位圏に入る小麦輸出国であるためだ。戦争の余波で各国エネルギー価格は高騰し、食料品のインフレが現れるようになった。

2021年末5~6%水準だったOECD加盟国の平均食料品物価上昇率は2022年3月10%を超え、同年11月には16.19%まで高まった。韓国の物価は同期間3~7%水準に留まった。

だが、昨年下半期からOECDと韓国の悲喜は交錯し始めた。OECDの平均食料品物価上昇率は昨年7月10%を下回って以降、下落傾向が明確になった。

反面、韓国は昨年7月3.81%を記録してから上昇に勢いがつき、10月には7.09%まで高くなった。

その後、5~7%台を維持していたが2月にはOECDの平均を追い越した。

物価上昇率を牽引(けんいん)したのは果物価格だ。統計庁によると、先月のリンゴ価格は前年同月比88.2%上昇した。同じ期間、ナシ(前年同月比87.8%)、ミカン(68.4%)の価格も大きく上昇している。

問題は食料品の物価だけでなく最近高為替レート(ウォン価値の下落)・原油高で下半期2%台の物価展望を危険にさらしている点だ。ただし、政府は今年物価上昇率が2.6%に落ち着くだろうという見通しを維持している。

https://japanese.joins.com/JArticle/317696

 なんでもランキングが好きな韓国では、こういうのもOECD加盟国で3位という表現になる。でも、ネガティブな場合にはランキングを使わない場合が多いのだが、今回は、ランキングを使っている。

 韓国の物価高騰は、凄いのだが、果物が高い。りんごが、88.2%上昇したということは、約2倍だ。元々の価格を知らないのだが、元の価格が安ければ、そこまで問題にはならないだろうけど、問題になるのは買えないくらいの価格という事だろう。

 キャベツの価格も高騰しているらしい。それは、国内の天候も関係しているようだが、韓国は国内で野菜や果物の生産地が少ないのかも知れない。多くを輸入に頼れば、ウォン安で高くなるし、原産地の状況で、高騰する可能性もある。

 日本国内でも物価が上がっているが、欧州や韓国ほどは上がっていない。国内での生産地が多くあることと、国内で備蓄を持っていることが関係しているのだろう。

 日本下げの記事が多いが、海外の記事を見る限り、日本は頑張っている。


英エコノミスト紙「韓国、高所得先進国10カ国のうち2番目にインフレ脱出」…日本は

 英国の経済紙エコノミストは「世界の高所得先進国10カ国のうち、韓国は2番目にインフレーション(持続的な物価上昇現象)から抜け出すだろう」と分析した。エコノミストは3月27日付の「どの国が最後にインフレから抜け出すのか」という見出しの記事で「高所得10カ国のうち韓国は2番目にインフレ定着のレベルが低い」と評価した。
 
 エコノミストは「コア・インフレ率」「単位労働費用」「インフレ拡大レベル」「期待物価上昇率」「グーグル検索行動」の五つの指標からインフレ定着点数を独自に算出した。インフレ定着点数が低いほど安定的な物価管理により物価高の状況から早期に抜け出せることを意味する。
 
 エコノミストによると、各国の物価状況は昨年11月の調査に比べ今年3月の調査ではやや改善されたという。とりわけ韓国はコア・インフレ率2.5%、期待インフレ率2.2%で調査対象となった10カ国のうち9位となった。コア・インフレ率とは価格の変動が大きい食品やエネルギーなどを除いた物価上昇率のこと。期待インフレ率は消費者が1年後に予想する物価水準を示す指標だ。

 コア・インフレ率の点数が韓国よりも低かったのは日本だけだった。日本はコア・インフレ率は2.6%と韓国よりも高かったが、期待インフレ率は1.6%と韓国よりも低かった。

 今回の調査では全体的な傾向として英語圏のインフレ率が高かった。オーストラリアが1位(コア3.8%、期待4.4%など)、英国が2位(コア4.8%、期待2.4%など)、カナダ(コア3.0%、期待4.7%など)とスペイン(コア3.0%、期待4.1%など)が3位、米国が5位(コア3.9%、期待5.3%など)だった。

 エコノミストはアジアや欧州連合(EU)加盟国に比べて英語圏のコア・インフレ率が高い理由について▲政府の財政出動規模▲移民の流入-の二つを上げた。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/04/22/2024042280014.html

 上の物価上昇率がOECD加盟国で3位だった記事の内容とかを見ても韓国がインフレを脱出できるとは思えない。英国のエコノミストというのも、どうなんだろう?

 しかも韓国紙らしい書き方だ。韓国が2位で日本は?という見出しだ。10カ国の中で、9位が韓国、10位が日本だ。このランキングは、インフレを最後に抜け出すのはどこか?というランキングなので、10位ということは、日本が一番先にインフレから脱出するという事になる。

 しかし、今の状況を見ても円安が進んでいる日本が一番にインフレから脱出するとも思えない。むしろ、日本の場合は長かったデフレから抜け出そうとしているので、緩やかなインフレを望んでいる。

 中東情勢も悪化しているので、原油価格次第で、更に物価が高騰する可能性も秘めている。経済指標だけで、未来が予想できれば苦労しない。

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