今日は、雨が降ってジメジメします。今日も 1日ご安全に。
勢いに乗るインド…来年には「世界4位の経済大国」日本追い越す
日本下げ記事は、韓国では人気なので、日本のネガティブな内容は必ず記事になる。これを見て韓国は、もう日本も終わった国という認識になる。
日本は過去にないくらいの円安なので、ドル換算したGDPも低くなる。経済指標がドル換算されれば、なんでも下がる。これは為替によるものだ。
韓国のウォンも、激下がり中なのだが、いつものように韓銀が介入して、ドルを売り、ドルを下げ、ウォンを上げている。アメリカの景気が良くて、インフレが止まらず、政策金利を下げる予定が、下げるどころではなく上げるかも知れないくらいの状態だ。
政策金利の差で、どこの国でもドル高、自国通貨安になっている。介入したところで、大きな流れは変えれない。ドルを溶かし続けているので、韓国は、国民年金が持っている海外資産がほとんどドルなので、その10%だけをドルからウォンに変えることで、ドルを入手して、また為替介入する。
ただ、金利差という大きな流れの中で、一般的には高額でも、市場からすれば小川程度の金額の介入では、大きな川の流れまでは変えれない。
アメリカのインフレの動向を見ながら、金利差をどうするか?これは、国内市場に大きな影響を与える。韓国で金利を上げれば、借金の金利が上がる。債務がGDPを超えるほどの借金大国の韓国では、金利を上げると生活がもっと厳しくなる。
ただ、金利を下げても、今度は借金しても利息が少なくなるので、更に借金を増やすという状況になる。どっちにしても、良い結果にはならない。
日本がGDPで世界5位になったとしても、韓国は更に低下するだろう。急激な少子高齢化と合計特殊出生率が、OECD加盟国の中で、 1人を切る韓国では、インドとは違って、人口が減る。もう、日本下げで喜んでいる場合ではないのだが・・・まあ、逆にそういう状況の時こそ、日本下げを行なって、国内から日本に目を反らせるという手法もありだ。
インドも、カースト制度など社会的に解決しないといけない問題がある。人口が増えて、GDPが増えれば、なんでも解決するわけでもない。
屋根を突き抜けた韓国食料品物価、OECD35カ国中3位
なんでもランキングが好きな韓国では、こういうのもOECD加盟国で3位という表現になる。でも、ネガティブな場合にはランキングを使わない場合が多いのだが、今回は、ランキングを使っている。
韓国の物価高騰は、凄いのだが、果物が高い。りんごが、88.2%上昇したということは、約2倍だ。元々の価格を知らないのだが、元の価格が安ければ、そこまで問題にはならないだろうけど、問題になるのは買えないくらいの価格という事だろう。
キャベツの価格も高騰しているらしい。それは、国内の天候も関係しているようだが、韓国は国内で野菜や果物の生産地が少ないのかも知れない。多くを輸入に頼れば、ウォン安で高くなるし、原産地の状況で、高騰する可能性もある。
日本国内でも物価が上がっているが、欧州や韓国ほどは上がっていない。国内での生産地が多くあることと、国内で備蓄を持っていることが関係しているのだろう。
日本下げの記事が多いが、海外の記事を見る限り、日本は頑張っている。
英エコノミスト紙「韓国、高所得先進国10カ国のうち2番目にインフレ脱出」…日本は
上の物価上昇率がOECD加盟国で3位だった記事の内容とかを見ても韓国がインフレを脱出できるとは思えない。英国のエコノミストというのも、どうなんだろう?
しかも韓国紙らしい書き方だ。韓国が2位で日本は?という見出しだ。10カ国の中で、9位が韓国、10位が日本だ。このランキングは、インフレを最後に抜け出すのはどこか?というランキングなので、10位ということは、日本が一番先にインフレから脱出するという事になる。
しかし、今の状況を見ても円安が進んでいる日本が一番にインフレから脱出するとも思えない。むしろ、日本の場合は長かったデフレから抜け出そうとしているので、緩やかなインフレを望んでいる。
中東情勢も悪化しているので、原油価格次第で、更に物価が高騰する可能性も秘めている。経済指標だけで、未来が予想できれば苦労しない。