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【映画の日常03】『まぼろしの市街戦』(1967)

「物事はシンプルなものさ、死もそうだ」
「そう?」「目を閉じて待つだけ」

「最も美しいのは、窓から出かける旅です」

第一次世界大戦末期。
独軍は、占拠した仏北部の小さな町に
時限爆弾を仕掛けて撤退した。
住民たちが避難し、あとは“死”を待つだけの町が、
置いてけぼりにされた精神病棟から逃げ出した
患者たちによって一昼夜だけの活気ある町になる。

あー、なんだろう、好き。

コメディではあるんだけど、ちゃんと
戦争の愚かさを考えさせられる作品ですね。

どっちが正常?異常?って思うよね、、

ラストシーンで、撃ち合いして死んだ両国の
兵士たちを見て、精神病患者のコクリコ(ジュヌヴィエーブ・ビュジョルド)が

「変な人たち」

って言うんですよ。。

なんか、刺さったな。。
そうだよね、おかしいよね、
人間同士撃ち合いして死ぬなんて。

当たり前だけど、それが分かんないような人たちが
未だに戦争してるんだよな、、
はやく気づいてほしいですね。。

戦争の話ではないけど、
韓国映画の『Oasis』も見てほしいな。
同じく考えさせられる作品です。。

あー、好きだなぁ。。

ブルーレイ買お

おわり

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