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今後のCOCOCORO店舗営業について

『料理うまいBAR COCOCORO』の営業について、皆様にご報告がございます。

これまでは、私大西哲也が店長として料理を提供するお店として営業してまいりましたが、今後、様々な料理人が自分の自信のあるメニューを提供する『日替わりシェフの料理うまいBAR』として営業していく計画を進行中です。

簡単にご説明すると、
お店のシステム、ドリンクメニュー、スタッフは我々がこれまでの営業で培ったものを利用し、フードメニューはその時々の料理人が考えて提供する。といった内容です。

コロナウイルス感染症により、我々も多大な影響を受けることとなりました。『飲食店を営業する』ということは、常々こういったリスクと隣り合わせのものであると誰もが実感した出来事だったと思います。

私は営業自粛にしてすぐに、『もうこれから何年もコロナが続き、飲食店営業はずっとできないかもしれない』と思い、再開することも念頭に置きつつ、店舗営業をしなくても事業を続けることができるよう、調味料の通販や新型まな板のクラウドファンディング、出版をはじめとする料理研究家としての活動をしていくための勉強や環境整備に取り組んでまいりました。

その中で、根本の考えである『料理で人に喜んでもらいたい』という信念の意味、これからできることは何かということに真摯に向き合ってまいりました。
YouTubeをきっかけとしてたくさんの方にご支援をいただき、登録者30万人、西調布という小さい町の小さいお店はいつでも予約で満席となり、料理の本も出版するようになりました。
これまで、COCOCOROの店長としてお店を切り盛りし、お客様を前に一つ一つ料理をご提供していくことは私にとってもかけがえのない経験でしたが、飲食店営業以外のお仕事がコロナを期に増大し、お店に立てる時間が少なくなってしまった今、別の形にシフトしたほうがよりたくさんの方に喜んでいただけるのではないかと考えました。
そして、愛する町である西調布からCOCOCOROを無くしたくない。これからも地元のお客様の憩いの場所でありたいと願って出した答えでもあります。

コロナでお店を無くしてしまった方、料理人として働いていたがその食を失ってしまった方、これからお店を持ちたいと思っていたが、コロナの件で自分の店舗を持つリスクを実感してしまった方、そんな方々に我々の経験でお役に立つことができるのではないかと考えております。
具体的な時期、内容については、追ってご報告いたします。

もう一つ、『COCOCORO Cooking Lab.(コココロクッキングラボ)』というオンラインサロンの立ち上げも計画しております。
これは、ファンクラブといったものとは違う『大学の研究室』のようなものをイメージしています。大学行ってないので正しいかどうかはわからないのですけれど…

ここではまず、私が普段行っている料理の研究プロセスを公開いたします。『大西の頭の中を見てみたい』方や、願わくば『研究のお手伝いをしていただける方』がいらっしゃれば集合知により、よりレベルの高い研究結果を生み出せたり、研究員の皆の料理に対する知識・文化レベルをより高められるのではないかと思っています。

また、COCOCOROチャンネルをここまでYouTubeチャンネルとして成長させてきた室崎のノウハウで、これから料理系YouTuberとして活動していく方をサポートしたり、店舗専門不動産のプロフェッショナルである合同会社teamsupport小野による店舗開業へ向けてのサポートをしていけるのではないかとも考えております。

今回お話した『日替わりシェフの料理うまいBAR』の計画も、COCOCOROを『レンタルキッチン』としてお金を払って1度使って終わり。というものではなく、プロの料理人として働いていく方を引き続きサポートしていきたいと考えておりこの『COCOCOROCookingLab』を絡めての計画として考えております。

『いつか大西の料理を食べに行こうと思っていたのに』『また行こうと思っていたのに』というお客様には大変心苦しい報告となり申し訳ございません。ですが私もまた日替わりシェフの一人として登録し、皆様にお料理を提供する機会も作っていこうと思っております。
また、飲食店経営をなさっている先輩方からは様々なお叱り・ご忠告の言葉もあろうかと思いますが、どうかご理解賜り、これからの料理うまいBAR COCOCORO、COCOCOROチャンネルともに改めて見守っていただけますと幸いでございます。

『日替わりシェフの料理うまいBAR』も『COCOCOROCookingLab.』も詳細が決まりましたら追ってご報告をいたします。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


読んでいただきありがとうございました。 今後も誠実に・真摯に取り組んでまいります。 いただいたサポートはよりよい情報を発信するための研究・活動資金にと大事に使わせていただきます。